特許
J-GLOBAL ID:201303022261387206

圧縮自己着火エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-060768
公開番号(公開出願番号):特開2013-194560
出願日: 2012年03月16日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】圧縮自己着火エンジンにおいて、冷却損失を低減する。【解決手段】シリンダヘッド13の下面には、その中央部にヘッド側凹部13aが、ヘッド側凹部13aの径方向の外方に外周部13dが形成されている。ピストン14の冠面には、その中央部に隆起部14aが、外周部13dに対応する部分にスキッシュ発生部14bが、隆起部14a及びスキッシュ発生部14bの間に中間部14cが形成されている。燃料噴射弁17は、燃料噴霧Fを燃焼室15内におけるヘッド側凹部13aと隆起部14aと中間部14cとによって区画される部分に噴射する。圧縮行程後期において、ノズル口18の中心軸線Yに直交する方向に関して、中心軸線Yからヘッド側凹部13aの内壁までの距離L1が中心軸線Yからピストン14の冠面までの距離L2よりも長く設定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部に気筒が形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロック上に配置されたシリンダヘッドと、前記気筒内に嵌挿されたピストンと、前記シリンダブロックと該シリンダヘッドと前記ピストンとによって区画される燃焼室内に燃料噴霧を噴射する燃料噴射弁と、を備え、前記燃料噴射弁により燃料噴霧を噴射する期間を圧縮行程後期に設定すると共に、前記燃焼室内に噴射した燃料噴霧を自己着火させるようした圧縮自己着火エンジンであって、 前記シリンダヘッドは、その下面の中央部に内壁が径方向の中央から外方に向かって下方に傾斜する凹部が形成されていると共に、その下面における該凹部の径方向の外方に該凹部に連続する外周部が形成されており、 前記ピストンは、その冠面の中央部に径方向の外方から中央に向かって隆起する隆起部が形成されていると共に、その冠面における前記外周部に対応する部分に圧縮行程後期にその冠面に沿って径方向の外方から中央に向かって流れるスキッシュ流を前記外周部と共に発生させるスキッシュ発生部が形成され、その冠面における前記隆起部及び前記スキッシュ発生部の間にこれらに連続する中間部が形成されており、 前記燃料噴射弁は、前記シリンダヘッドに前記気筒の軸心に沿って配置されかつ、燃料噴霧を前記燃焼室内における前記凹部と前記隆起部と前記中間部とによって区画される部分に噴射し、 圧縮行程後期において、前記燃焼噴射弁のノズル口の中心軸線に直交する方向に関して、前記中心軸線から前記凹部の内壁までの距離が該中心軸線から前記ピストンの冠面までの距離よりも長く設定されることを特徴とする圧縮自己着火エンジン。
IPC (4件):
F02B 23/02 ,  F02F 3/28 ,  F02F 1/18 ,  F02F 1/24
FI (6件):
F02B23/02 L ,  F02B23/02 E ,  F02B23/02 H ,  F02F3/28 B ,  F02F1/18 F ,  F02F1/24 C
Fターム (14件):
3G023AA02 ,  3G023AB05 ,  3G023AC05 ,  3G023AD01 ,  3G023AD08 ,  3G023AD09 ,  3G023AD11 ,  3G023AE04 ,  3G024AA02 ,  3G024AA04 ,  3G024DA02 ,  3G024FA11 ,  3G024GA19 ,  3G024HA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 燃料直噴エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-060556   出願人:本田技研工業株式会社
  • 内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-191409   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 直噴エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-035237   出願人:三菱自動車エンジニアリング株式会社, 三菱自動車工業株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 燃料直噴エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-060556   出願人:本田技研工業株式会社
  • 内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-191409   出願人:株式会社豊田中央研究所

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