特許
J-GLOBAL ID:201303023914867493

軸の固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 高橋松本&パートナーズ
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-001121
公開番号(公開出願番号):特開2002-206555
特許番号:特許第4848090号
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】車両用の動力伝達装置を構成する回転軸の固定構造であって、ケーシングに収容された歯車と回転軸とを、該回転軸の軸方向に移動自在なスプライン結合により結合すると共に、前記歯車の両側に該歯車を挟むように設けられたころがり軸受式のベアリングを介して前記回転軸をケーシング内に回転自在に支持し、回転軸端面に締着される押えプレートによって外側のベアリングを軸方向に押えて軸方向の位置を規定して前記両側のベアリングと歯車を回転軸の軸方向に固定する回転軸の固定構造において、 前記回転軸の軸端面を前記ベアリング内輪の外側面よりaの距離だけ内側に配置し、軸固定手段は、外周側面が前記ベアリング内輪の外側面に当接可能に形成され中心部にボルト挿入用の中心孔を有する孔あき円板状の弾力を有する一定厚さの鋼板で形成された押えプレートと、前記押えプレートの中心孔に挿入されて前記回転軸のねじ部にねじ込むことにより前記押えプレートを押圧する1本のボルトとを備えるとともに、 前記押えプレートは、前記ベアリング内輪の外側面に当接する外周側面と、前記回転軸の軸端面外径より小径で前記ボルトの締め付け後において該軸端面に当接する内周内側面と、内周側の中心部に設けたボルト取り付け穴と、該内周内側面と前記外周側面間に形成されて傾斜部分を有した屈曲部とを具え、該屈曲部が前記aの距離よりも短い所定量a1だけ屈曲して形成されてなり、 前記ボルトを回転軸のねじ部にねじ込んで前記軸端面に前記内周内側面を当接することによって生成される前記鋼板の押えプレートの弾力により、該押えプレートの外周側面と前記ベアリングの内輪の外側面との間が隙間を形成することなく圧接されて、前記回転軸と外側のベアリング、歯車および内側のベアリングは隙間なく当接して前記回転軸に固定されるように構成され、 さらに、前記押えプレートの前記ボルトの座面となる内周外側面及び前記軸端面への当接面となる内周内側面は、前記ボルトの締め付け時において前記ボルトの座面及び軸端面に均一に接触可能なように平滑面に形成されたことを特徴とする軸の固定構造。
IPC (3件):
F16C 35/073 ( 200 6.01) ,  F16D 1/06 ( 200 6.01) ,  F16H 57/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16C 35/073 ,  F16D 1/06 H ,  F16H 57/02 ,  F16H 57/02 102
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • テンションプーリの固定構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-140846   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 特開平4-231720
  • 特開昭61-256017
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