特許
J-GLOBAL ID:201303024330817954

車両用バックドアのドアインナーパネルの成形装置、及び車両用バックドア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-102816
公開番号(公開出願番号):特開2013-230723
出願日: 2012年04月27日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
【課題】上側フレーム部の歪みを抑制するとともに、車両用バックドアの重量及びコストを増大させることなくヒンジ取付部とダンパー取付部との間のドアインナーパネルの剛性を高める。【解決手段】固定型105の成形面105aにおける上側フレーム部成形箇所の長手方向中程の外縁に第1ゲート105bが形成されているとともに、内縁で第1ゲート105bに対向するように第2ゲート105cが形成されている。固定型105と可動型とを型締めして両者間にキャビティCを形成した状態で、第1ゲート105b及び第2ゲート105cによる繊維補強材Gを含有する熱可塑性樹脂Rの射出が同時に開始され、かつこれらゲート105b,105cにより射出された熱可塑性樹脂RがキャビティC内でダンパー取付用ボルト孔に対応する箇所に達するように、各ゲート105b〜105eから熱可塑性樹脂Rを射出するタイミングが制御される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
窓用開口部(31)を有するドアインナーパネル上半部(27)と、該ドアインナーパネル上半部(27)に一体に連続するドアインナーパネル下半部(29)とからなり、上記開口部(31)の車幅方向に延びる上側フレーム部(35)の両端寄りにヒンジ取付部(37)がそれぞれ設けられているとともに、上記開口部(31)の上下方向に延びる両サイドフレーム部(39)又は該両サイドフレーム部(39)延長線上の上記ドアインナーパネル下半部(29)にダンパー取付部(41)がそれぞれ設けられ、上記ヒンジ取付部(37)とダンパー取付部(41)とに跨がるように板状の補強部材(49)が取り付けられた状態でドアアウターパネル(9)とで車両用バックドア(1)を構成するドアインナーパネル(5)を成形する成形装置であって、 上記ドアインナーパネル(5)表裏面の一方を成形する成形面(105a)を有し、該成形面(105a)における上側フレーム部(35)成形箇所の長手方向中程の外縁に第1ゲート(105b)が形成されているとともに、上記成形面(105a)における上側フレーム部(35)成形箇所の長手方向中程の内縁で上記第1ゲート(105b)又はその近傍に対向するように第2ゲート(105c)が形成され、かつ上記成形面(105a)における上記ダンパー取付部(41)よりも下方のドアインナーパネル下半部(29)に対応する箇所に第3ゲート(105d,105e)が形成された固定型(105)と、 上記ドアインナーパネル(5)の表裏面の他方を成形する成形面(107a)を有する可動型(107)と、 上記固定型(105)と可動型(107)とを型締めして両者間にキャビティ(C)を形成した状態で、上記第1ゲート(105b)及び第2ゲート(105c)による繊維補強材(G)を含有する熱可塑性樹脂(R)の射出が同時に開始され、かつ上記第1ゲート(105b)及び第2ゲート(105c)により射出された上記熱可塑性樹脂(R)が上記キャビティ(C)内で上記ダンパー取付部(41)に対応する箇所に達するように、上記固定型(105)の各ゲート(105b〜105f)から上記熱可塑性樹脂(R)を射出するタイミングを制御する制御部(137)とを備えていることを特徴とする車両用バックドアのドアインナーパネルの成形装置。
IPC (3件):
B60J 5/10 ,  B60J 5/04 ,  B29C 45/27
FI (3件):
B60J5/10 Z ,  B60J5/04 R ,  B29C45/27
Fターム (9件):
4F202AB11 ,  4F202AB25 ,  4F202AH25 ,  4F202AM36 ,  4F202AR11 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK06 ,  4F202CK07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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