特許
J-GLOBAL ID:201303024570332885

蓄熱機能付き熱交換器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡邉 彰 ,  岸本 瑛之助 ,  松村 直都
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-102851
公開番号(公開出願番号):特開2013-231532
出願日: 2012年04月27日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
【課題】蓄熱材容器からの蓄熱材の洩れを効果的に抑制しうる蓄熱機能付き熱交換器を提供する。【解決手段】蓄冷材容器16を構成する2枚のアルミニウム板19の周縁部間に円筒部31を形成し、円筒部31内に円筒状アルミニウムベア材製蓄冷材注入部材32の一部分を挿入して円筒部31にろう付する。蓄冷材注入部材32の円筒部31よりも外方の部分を径方向の両外側から圧潰し、蓄冷材注入部材32に被圧潰部34を形成する。蓄冷材注入部材32の被圧潰部34が、間隔をおいて形成された2つの第1圧潰部35と、両第1圧潰部35間に形成されかつ両第1圧潰部35よりも圧潰度合の大きい第2圧潰部36とを有している。蓄冷材注入部材32の非圧潰部の周壁32aの厚みをtmm、第1圧潰部35の厚みをT1mm、第2圧潰部36の厚みをT2mmとした場合、T2<T1≦2tという関係を満たしている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の熱交換管と、内部に蓄熱材が封入された複数の金属製蓄熱材容器とを備えており、蓄熱材容器内の蓄熱材に、熱交換管内を流れかつ熱を輸送する媒体の有する熱が伝わるようになされている蓄熱機能付き熱交換器であって、 蓄熱材容器の周縁部に、蓄熱材容器の内外を通じさせる円筒部が形成され、円筒部内に、内部が蓄熱材注入路となるとともに内周面が金属ベア材面となっている円筒状の金属製蓄熱材注入部材の長さ方向の一端寄りの部分が挿入されて円筒部にろう付されており、蓄熱材注入部材における円筒部よりも外方に突出した部分が径方向の両外側から圧潰されて蓄熱材注入部材の周壁が変形することにより、蓄熱材注入部材に被圧潰部が形成されて蓄熱材注入路が封止され、蓄熱材注入部材の被圧潰部が、第1圧潰部、および第1圧潰部に対して蓄熱材注入部の長さ方向に並んで形成されかつ第1圧潰部よりも圧潰度合の大きい第2圧潰部を有しており、蓄熱材注入部材における圧潰されていない部分の周壁の厚みをtmm、第1圧潰部の厚みをT1mm、第2圧潰部の厚みをT2mmとした場合、T2<T1≦2tという関係を満たしている蓄熱機能付き熱交換器。
IPC (2件):
F25B 1/00 ,  F25B 39/02
FI (3件):
F25B1/00 321C ,  F25B39/02 Z ,  F25B39/02 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-106412   出願人:株式会社デンソー
  • 蓄冷熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-095227   出願人:株式会社デンソー
  • 蓄冷機能付きエバポレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-116940   出願人:昭和電工株式会社

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