特許
J-GLOBAL ID:201303024676281260

低屈折率を有するフィルム用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至 ,  廣瀬 峰太郎 ,  竹内 三喜夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165232
公開番号(公開出願番号):特開2001-048943
特許番号:特許第4805443号
出願日: 2000年06月01日
公開日(公表日): 2001年02月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 屈折率が1.400より低い屈折率を有するポリマーフィルムをラジカル反応経路により調製するための、組成物の用途であって、該組成物は、a)式(Ia)で示されるペルフルオロポリエーテルと: T’-Rf-T (Ia) ただし、式中、 TおよびT’は互いに同一または異なって、下記の基から選択される: ただし、式中、 R=H、CH3; RI=-NH-CH2-CH2-O-CO-またはNH-RII-NHCOO-CH2-CH2-O-CO- RIIは脂肪族C3〜C10基、C5〜C14環状脂肪族もしくはアルキル環状脂肪族基、C6〜C14芳香族もしくはアルキル芳香族基である; Rfは数平均分子量400〜5,000を有するフルオロポリエーテルであり、以下の単位1個以上をもつものから選択される:(C3F6O)、(CFYO)(ただし、YはFまたはCF3である)、(C2F4O)、(CR4R5CF2CF2O)(ただし、R4およびR5は互いに同一または異なって、H、Clから選択され、ペルフルオロメチレン単位の1個のフッ素原子がH、Cl、または、1〜4個の炭素原子を有する(ペル)フルオロアルキルと置換わることも可能である); b)下記式(Ib)で示されるペルフルオロポリエーテル1〜5重量%と; T-Rf-CH2OH (Ib) (ただし、式中、TおよびRfは上記定義のとおりである) c)下記から選択される、組成物の粘性を低下させる化合物、0〜30重量%と: (c1)下記から選択されるフッ素不含化合物: c1a)(メタ)アクリル酸と以下のヒドロキシル化化合物との反応により得られる、単官能-、二官能-、多官能非フッ素化(メタ)アクリル酸エステル: - 一端または両端にヒドロキシル基を有し、(CtH2tO)nx(ただし、tは2または3であり、nxは2〜5の範囲にある)単位によって形成される脂肪族オリゴエーテル; - 1〜4個のヒドロキシ官能基を有し、直鎖または分枝であって、炭素数2〜18の、モノ-、ポリヒドロキシル化脂肪族アルコール; - 環状または多環状脂肪族アルコールであって、各環について3〜6個の炭素原子を有し、その場合、該環が1個以上のC1〜C3アルキル基で任意に置換されているアルコール;または、 c1b)ビニルモノマーであって、(メタ)アクリル酸、N-ビニルピロリドンから選択される上記(メタ)アクリル酸エステルc1a)と共重合し得るモノマー; (c2)下記から選択されるフッ素含有化合物: c2a)下記式(Ic2a)で示されるモノ(メタ)アクリル酸エステル・ペルフルオロポリエーテル: YACF2ORf.CFXpCH2(OCH2CH2)pOCOCR=CH2 (Ic2a) ただし、式中、YA=F、Cl、CF3、C2F5、C3F7、C4F9;およびXp=F、CF3;Rはpが0または1〜5の整数である場合、上記定義のとおりである;Rf.は数平均分子量が400〜3,000の範囲のペルフルオロポリエーテル構造を有するラジカルを表し、当該ラジカルは、以下の単位のアルキレンオキシフルオロ構造の配列から形成される:-CF2O-、-CF2CF2O-、-CF2CF2CF2O-、-CF2(CF3)-CFO-、-(CF3)-CFO-、-CF2CF2CH2O-;または c2b)下記式(Ic2b)で示されるモノ(メタ)アクリル酸ペルフルオロアルキル: (RfI)pIQOCOCH=CH2 (Ic2b) ただし、式中、RfIはC3〜C30の炭素原子を有するフルオロアルキル基または上記c2a)に示した単位を鎖中に含み、炭素数5〜30のペルフルオロポリエーテル基PFPEである;pIは1または2である; QはC1〜C12の脂肪族またはC6〜C12の芳香族2価の連結架橋である;QはN、O、Sから選択されるヘテロ原子またはカルボニルイミノ、スルホニルイミノまたはカルボニル基を任意に含んでもよい;Qは非置換であってもよく、または以下から選択される置換基に連結している:ハロゲン原子、ヒドロキシ基、C1〜C6のアルキル基; d)光開始剤および/またはラジカル反応開始剤0.01〜10重量%とを含んでなり、 組成a)量は組成物を100に補完する量であるが、ただし、組成a)およびb)のT+T’総数によってえられる-CF2CH2OH末端基のモル数はB0により、また、(メタ)アクリル酸末端基のモル総数はB1により定義し、(B0+B1)/B1比を1.50〜1.01の範囲とすることを特徴とする組成物の用途。
IPC (10件):
C08F 290/06 ( 200 6.01) ,  C08F 2/50 ( 200 6.01) ,  C08F 299/02 ( 200 6.01) ,  C08F 299/06 ( 200 6.01) ,  C08J 5/18 ( 200 6.01) ,  C09D 4/00 ( 200 6.01) ,  C09D 4/02 ( 200 6.01) ,  C09D 171/00 ( 200 6.01) ,  G02B 1/11 ( 200 6.01) ,  C08G 18/67 ( 200 6.01)
FI (10件):
C08F 290/06 ,  C08F 2/50 ,  C08F 299/02 ,  C08F 299/06 ,  C08J 5/18 CEY ,  C09D 4/00 ,  C09D 4/02 ,  C09D 171/00 ,  G02B 1/10 A ,  C08G 18/67
引用特許:
出願人引用 (18件)
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審査官引用 (18件)
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