特許
J-GLOBAL ID:201303025360431844

地中固結体造成工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-114734
公開番号(公開出願番号):特開2013-189853
出願日: 2013年05月30日
公開日(公表日): 2013年09月26日
要約:
【課題】 ノズルから噴射される硬化材液の噴流作用領域を増大させることやノズルから噴射される硬化材液の噴流到達距離を飛躍的に増大させることが困難であった。【解決手段】 第1ノズル13と第1ノズル13の下方近傍に設けられた第2ノズル14と第1ノズル13および/または第2ノズル14の下方近傍に設けられた第3ノズル19にそれぞれ備えられた材液噴射ノズルから硬化材液が同方向に高圧噴射されるとともに、第1ノズル13、第2ノズル14および第3ノズル19より噴射された圧縮エアーが第1ノズル13および/または第2ノズル14より噴射された硬化材液の噴流に合流することにより、ノズルから噴射される硬化材液の噴流到達距離を増大させることができるので、硬化材液の噴射圧力と吐出量自体を増大させるための大型の設備装置が必要でなく、低コスト化を図ることができる。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
ノズルから硬化材液を高圧噴射して固結体を造成する地中固結体造成工法であって、 先端部側壁に設けられた第1ノズルと該第1ノズルの下方近傍に設けられた第2ノズルと該第1ノズルおよび/または該第2ノズルの下方近傍に設けられた第3ノズルを備えた注入ロッドを対象地盤の所定の深度まで挿入する挿入工法と、 前記第1ノズル、前記第2ノズル、および前記第3ノズルにそれぞれ備えられた材液噴射ノズルから略同方向に硬化材液を高圧噴射するとともに、該材液噴射ノズルの全外周を覆うように設けられたエアー噴射口から圧縮エアーも略同方向に噴射する噴射工法と、 前記注入ロッドを対象地盤から引上げる引上工法と、を有し、 前記噴射工法では、前記第1ノズルから噴射される噴流によって生じる渦流およびキャ ビテーションによる地盤中の破砕効果と前記第2ノズルから噴射される噴流によって生じ る渦流およびキャビテーションによる地盤中の破砕効果、および前記第1ノズルから噴射される噴流による地盤中の上記破砕効果および/または前記第2ノズルから噴射される噴流による地盤中の上記破砕効果と前記第3ノズルから噴射される噴流によって生じる渦流およびキャビテーションによる地盤中の破砕効果が一体になって、前記第1ノズルと前記第2ノズルの間、および前記第1ノズルおよび/または前記第2ノズルと前記第3ノズルの間の地盤を破砕し、地盤中の噴流作用領域を増大させるとともに、前記第1ノズル、前記第2ノズルおよび第3ノズルのそれぞれから噴射された圧縮エアーが前記第1ノズル、前記第2ノズルおよび第3ノズルのそれぞれから噴射された硬化材液の噴流の周りに圧縮空気の気層被膜を作り、また前記第2ノズルより噴射された圧縮エアーが前記第1ノズルより噴射された硬化材液の噴流に合流するとともに、前記第3ノズルより噴射された圧縮エアーが前記第1ノズルおよび/または前記第2ノズルより噴射された硬化材液の噴流に合流することにより、前記第1ノズル、前記第2ノズルおよび前記第3ノズルから噴射された噴流により破砕された地盤と硬化材液が混合した排泥の噴出効果を高め、硬化材液の噴流到達距離を増大させることを特徴とする地中固結体造成工法。
IPC (1件):
E02D 3/12
FI (1件):
E02D3/12 102
Fターム (13件):
2D040AA01 ,  2D040AA04 ,  2D040AB03 ,  2D040BA01 ,  2D040BA02 ,  2D040BB01 ,  2D040BB03 ,  2D040BB09 ,  2D040BD05 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040DA02 ,  2D040DA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る