特許
J-GLOBAL ID:201303028127941394

熱交換部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 渡邉 一平 ,  木川 幸治 ,  佐藤 博幸 ,  小池 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-057218
公開番号(公開出願番号):特開2013-228189
出願日: 2013年03月19日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】高温流体と低温流体とを熱交換させる場合において、高温流体の流量が大きいとき、低温流体の温度が上昇しすぎないように、熱交換効率を低下させる熱交換部材を提供する。また、熱交換部材の下流の部品の熱衝撃による破損を低減させることが可能な熱交換部材を提供する。【解決手段】熱交換部材10を構成するハニカム構造体1は、セル構造部3aが、2つ以上の異なる開口率のセル構造を有し、断面積の1/2ずつの2つの領域X,Yに分けた場合に、それぞれの領域の全開口面積をSX,SYとすると、SX/SYまたはSY/SXの大きい方の値が、1.05〜2.0である。または、ハニカム構造体に、伝熱低減部を設けたり、ハニカム構造体の端面に凸部または凹部を設けたりする。あるいは、ハニカム構造体を被覆部材で被覆し被覆部材内に攪拌板を備えたり、被覆部材に小径部、または大径部を備えたりする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一方の端部から他方の端部に貫通して第一の流体の流路となる複数のセルと、前記複数のセルを区画形成するセラミックスを主成分とする隔壁とを有して形成されたセル構造部と、 前記セル構造部の外周に設けられ、セラミックスを主成分とし、前記第一の流体と前記セル構造部の外周側を流れる第二の流体とを混合させずに、前記第一の流体と前記第二の流体との熱の受け渡しを介在する外周壁と、を備えたハニカム構造体を含み、 前記セル構造部は、軸方向に垂直な断面において、2つ以上の異なる開口率のセル構造を有し、断面積の1/2ずつの2つの領域X,Yに分けた場合に、それぞれの領域X,Yにおいて最大の面積を有するセル構造をセル構造A、セル構造Bとし、それぞれの領域X,Yの全開口面積をSX,SYとすると、SX/SYまたはSY/SXの大きい方の値が、1.05〜2.0であり、 前記セル構造部に流入する前記第一の流体の流入前の流量が変化し、ある流量V1,V2が、同じ流体温度のときに、V2/V1≧2の関係となる場合に、流量V1,V2の熱交換効率をそれぞれλ1,λ2とし、 仮に前記セル構造部が前記セル構造Aのみで構成されている場合のV1,V2の熱交換効率をそれぞれλ1A,λ2Aとし、 仮に前記セル構造部が前記セル構造Bのみで構成されている場合のV1,V2の熱交換効率をそれぞれλ1B,λ2Bとするとき、 λ1A/λ2Aとλ1B/λ2Bの大きい方の値よりもλ1/λ2が大きくなる熱交換部材。
IPC (8件):
F28D 21/00 ,  B01F 3/02 ,  B01F 5/00 ,  B01F 15/06 ,  F28F 21/04 ,  F28D 7/16 ,  F28F 13/18 ,  C04B 38/00
FI (9件):
F28D21/00 A ,  B01F3/02 ,  B01F5/00 D ,  B01F5/00 E ,  B01F15/06 Z ,  F28F21/04 ,  F28D7/16 A ,  F28F13/18 Z ,  C04B38/00 303Z
Fターム (18件):
3L103AA10 ,  3L103BB37 ,  3L103BB42 ,  3L103CC02 ,  3L103CC27 ,  3L103DD02 ,  3L103DD19 ,  3L103DD62 ,  3L103DD84 ,  3L103DD87 ,  4G019FA12 ,  4G035AB02 ,  4G035AC01 ,  4G035AC05 ,  4G035AC12 ,  4G035AE13 ,  4G035AE17 ,  4G037CA02
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (14件)
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