特許

J-GLOBAL ID：201303028376168719

放射性セシウム汚染土壌の除染方法

発明者： 長縄 弘親 ,  柳瀬 信之 ,  永野 哲志 ,  三田村 久吉 ,  熊沢 紀之 ,  佐藤 努
出願人/特許権者： 独立行政法人日本原子力研究開発機構 ,  国立大学法人茨城大学 ,  国立大学法人北海道大学
代理人 (5件)： 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  富田 博行 ,  星野 修 ,  松山 美奈子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-050930
公開番号（公開出願番号）：特開2013-185941
出願日： 2012年03月07日
公開日（公表日）： 2013年09月19日
要約：

【課題】放射性セシウムを除去し且つ拡散を防止し、1)表土除去時の粉塵・泥水抑制、2)除去する表土の必要最小限化、3)長期間にわたる粉塵・泥水の発生を抑制する効果の維持、4)長期間にわたる放射性セシウムの移行抑制の4項目すべてを満たす放射性セシウム汚染土壌の除染方法及び放射性セシウムの封じ込め(移行抑制)方法を提供する。【解決手段】粘土微粒子懸濁液とポリイオン複合体水溶液とを放射性セシウム汚染土壌に散布し、当該土壌の表土を剥離する、放射性セシウム汚染土壌の除染方法。また、粘土微粒子とポリイオン複合体との作用により、放射性セシウムが土壌深部に移行することを抑制し、粘土微粒子を含む粉塵及び泥水の発生を抑制して、放射性セシウムの拡散を防止する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

粘土微粒子懸濁液とポリイオン複合体水溶液とを放射性セシウム汚染土壌に散布し、当該土壌の表土を剥離する、放射性セシウム汚染土壌の除染方法。

IPC (2件)：

G21F 9/28 ,  B01J 20/12

FI (3件)：

G21F9/28 511C ,  B01J20/12 A ,  G21F9/28 Z

Fターム (6件)：

4G066AA64B ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066CA12 ,  4G066CA45 ,  4G066DA20

引用文献：

審査官引用 (2件)

• ポリイオンコンプレックスを固定化剤として用いる土壌表層の放射性セシウムの除去
• “ポリイオン/粘土を利用した汚染土壌中の放射性セシウムの除去”