特許

J-GLOBAL ID：201303030138815662

信号抽出装置、方法、及びプログラム

発明者： 村田 眞哉 ,  市川 裕介 ,  高屋 典子 ,  内山 匡
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-011244
公開番号（公開出願番号）：特開2013-149204
出願日： 2012年01月23日
公開日（公表日）： 2013年08月01日
要約：

【課題】時系列データから、長期的な非定常信号及び局所的な非定常信号を抽出することができるようにする。【解決手段】状態推定部22によって、Normalized UFKに従って、観測値の時系列データに基づいて、循環変動成分、非線形トレンド成分、及びイベント成分を含む状態ベクトルXを逐次推定すると共に、観測値の予測値を算出する。信号抽出部23によって、状態推定部22によって逐次推定された状態ベクトルXから、循環変動成分、非線形トレンド成分、及びイベント成分の各々を示す信号を抽出する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

循環変動成分、長期的な非定常成分、及び局所的な非定常成分を含む状態ベクトルXをシステムノイズを用いて非線形に時間更新するための状態更新式、及び観測ノイズを用いて状態ベクトルXと観測値との関係を示す観測方程式を用いて定められた状態空間モデルについて、前記状態ベクトルXの推定誤差分散の共分散行列を、システムノイズの共分散行列の対角成分及び観測ノイズの分散値の総和で正規化した正規化推定誤差分散共分散行列と、前記システムノイズの共分散行列を前記総和で正規化した正規化システムノイズ共分散行列と、前記観測ノイズの分散値を前記総和で正規化した正規化観測ノイズ分散とを用いたシグマ点列の発生、状態ベクトルXの状態更新、及び観測更新を行うNormalized UFK(Unscented Kalman Filter)に従って、前記観測値の時系列データに基づいて前記状態ベクトルXを逐次推定する状態推定手段と、 前記状態推定手段によって逐次推定された前記状態ベクトルXから、前記循環変動成分、前記長期的な非定常成分、及び前記局所的な非定常成分の各々を示す信号を抽出する信号抽出手段と、 を含む信号抽出装置。

IPC (2件)：

G06Q 30/02 ,  G05B 13/02

FI (2件)：

G06F17/60 170A ,  G05B13/02 S

Fターム (4件)：

5H004GA30 ,  5H004JB23 ,  5H004KC25 ,  5H004LA12

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 目標曲進判定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-241801   出願人：三菱電機株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 状態空間モデルによる小売店売上げ増減の動的・静的要因の同時推定
• 非線形カルマンフィルタ, 20111125, 初版, p.103-120