特許
J-GLOBAL ID:201303031189553391

原子力プラント構成部材の線量低減方法及び原子力プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-026026
公開番号(公開出願番号):特開2013-164269
出願日: 2012年02月09日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】水素注入の実施時及び水素注入の不実施時において放射性核種の付着を抑制できる原子力プラント構成部材の線量低減方法を提供する。【解決手段】取替え用の配管の内面を研磨する(S2)。この配管を3%のHF及び10%のHNO3の混合溶液に浸漬させ、配管の内面にCrを主成分とする不動態皮膜を形成する(S3)。鉄(II)イオン、過酸化水素及びヒドラジンを含むpHが5.5〜9.0の範囲内にある皮膜形成液を、不動態皮膜を内面に形成したその配管内に供給し、その不動態皮膜の表面を覆ってフェライト皮膜を形成する(S4)。原子炉の運転を停止し、上記の配管を接続する再循環系配管の内面の化学除染を実施する(S5)。再循環系配管の交換箇所を切断して除去し(S6)、再循環系配管の切断部分に、不動態皮膜及びフェライト皮膜を形成した配管を接続する(S7)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ステンレス鋼製の原子力プラント構成部材の第1表面にこの第1表面を覆って前記ステンレス鋼に含まれる元素の少なくとも一部を含む不動態皮膜を形成し、この不動態皮膜の第2表面にこの第2表面を覆ってフェライト皮膜を形成することを特徴とする原子力プラント構成部材の線量低減方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 ,  G21D 1/00
FI (2件):
G21D3/08 G ,  G21D1/00 Y
引用特許:
審査官引用 (8件)
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