特許
J-GLOBAL ID:201303033202733143

リニアアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-262222
公開番号(公開出願番号):特開2003-074551
特許番号:特許第5031957号
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 互いに対向する内壁面を有する断面略U字形の軌道部材と、 前記内壁面間に挟まれる移動部材と、 前記移動部材を貫通するねじ軸とを備え、 前記軌道部材の内壁面には、転動体転走部が形成され、 前記移動部材の両側面には、前記転動体転走部に対応する負荷転動体転走部が形成され、 前記移動部材には、前記転動体転走部と前記負荷転動体転走部との間を転がる転動体を循環させるために、前記負荷転動体転走部から所定間隔を隔てて平行に延びる転動体戻し通路、及び前記負荷転動体転走部と前記転動体戻し通路間を接続する方向転換路とが設けられ、 前記ねじ軸の外周面には、螺旋状のねじ軸用転動体転走部が形成され、 前記移動部材の貫通孔には、前記ねじ軸用転動体転走部に対応するねじ軸用負荷転動体転走部が形成され、 前記移動部材には、前記ねじ軸用転動体転走部とねじ軸用負荷転動体転走部との間を転がるねじ軸用転動体を循環させるためのねじ軸用転動体戻し通路が設けられるリニアアクチュエータにおいて、 前記転動体間には、前記転動体の曲面に対応する曲面状凹部を両端に有する複数の第1スペーサが設けられ、該複数の第1スペーサは可撓性を有する帯状部材で一連に連結され、 前記ねじ軸用転動体間には、前記ねじ軸用転動体の曲面に対応する曲面状凹部を両端に有し、互いに分離される複数の第2スペーサが設けられ、 前記移動部材には、前記負荷転動体転走部の両側縁に沿って延び、前記軌道部材から前記移動部材を外した際に前記帯状部材及び前記複数の第1スペーサに保持された前記転動体が前記移動部材から脱落するのを防止するための保持部材が設けられ、 前記保持部材は、前記負荷転動体転走部の両側縁に沿って延び、前記軌道部材から前記移動部材を外した際に軌道部材から前記複数の第1スペーサに保持された転動体が脱落するのを防止する保持部と、前記保持部の長手方向の両端に設けられ、前記方向転換路の内周側を構成する方向転換路内周側構成部材とを一体に備え、 また、前記保持部は、 下側の負荷転動体転走部に充填される前記複数の第1スペーサの下側を保持するための第1保持部と、 下側の負荷転動体転走部に充填される前記複数の第1スペーサの上側を保持すると共に上側の負荷転動体転走部に充填される前記複数の第1スペーサの下側を保持するための第2保持部と、 上側の負荷転動体転走部に充填される前記複数の第1スペーサの上側を保持するための第3保持部とから構成され、さらに、 前記転動体転走部と前記負荷転動体転走部の断面形状はサーキュラアークに形成され、前記ねじ軸用転動体転走部と前記ねじ軸用負荷転動体転走部の断面形状はゴシックアーチに形成され、 前記転動体転走部と前記負荷転動体転走部によって構成される負荷転動体転走路が4条設けられ、上側2本の負荷転動体転走路の接触角線はリニアアクチュエータの中心から外側に向けて斜め上方を向くように傾斜され、下側2本の負荷転動体転走路の接触角線はリニアアクチュエータの中心から外側に向けて斜め下方を向くように傾斜され、 前記上側の負荷転動体転走路と前記下側の負荷転動体転走路との間の距離は、前記上側の転動体戻し通路と前記下側の転動体戻し通路との間の距離よりも大きいことを特徴とするリニアアクチュエータ。
IPC (3件):
F16C 29/06 ( 200 6.01) ,  F16H 25/22 ( 200 6.01) ,  F16H 25/24 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16C 29/06 ,  F16H 25/22 B ,  F16H 25/22 L ,  F16H 25/24 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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