特許
J-GLOBAL ID:201303036236554158

廃棄物流を処理するための嫌気性膜型バイオリアクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 大塚 康徳 ,  高柳 司郎 ,  大塚 康弘 ,  木村 秀二 ,  下山 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-505088
公開番号(公開出願番号):特表2013-523450
出願日: 2011年04月13日
公開日(公表日): 2013年06月17日
要約:
嫌気的生分解性成分を有する廃棄物流が嫌気性反応器へ供給され、嫌気的生分解性成分はそこで微生物と反応して、嫌気的生分解性成分を生分解し、バイオマス及びバイオガスを生成させる。嫌気性反応器の選択部分、具体的には反応器の底部及び上部で混合が実施される。相対的に重い固形物は底に沈降し、混合液と混合され、相対的に軽い固形物又は相対的に微細な固形物は嫌気性反応器の上部に浮遊し、そこで混合液と混合される。これにより、嫌気性反応器の上部又は下部の固形物濃度に比べて固形物濃度が相対的に低い嫌気性反応器の中間部分又は中央部分ができる。
請求項(抜粋):
嫌気的生分解性成分を有する廃棄物流を処理する方法であって、 a.前記嫌気的生分解性成分を有する廃棄物流を嫌気性反応器内へ供給する工程と、 b.生分解性成分の量を低減させ、その過程でバイオマス及びバイオガスを生成させるために、前記嫌気性反応器内で前記生分解性成分を嫌気性バイオマスと反応させる工程と、 c.第1の下部混合液ゾーンと、前記第1の下部混合液ゾーンの上の第2の混合液ゾーンと、前記第2の混合液ゾーンの上の第3の混合液ゾーンと、を形成することにより、前記嫌気性反応器内の混合液を層化する工程と、を含み、 前記第1の下部混合液ゾーン内の混合液は相対的に高い濃度の固形物を含み、前記第2のゾーン内の前記混合液は前記第1の下部混合液ゾーン内の前記混合液内の固形物濃度よりも実質的に低い固形物濃度を含み、 d.前記方法は、前記嫌気性反応器内の前記第2の混合液ゾーンから混合液を膜分離ユニットへと導く工程と、当該混合液を透過物流とバイオマスが濃縮された保持物流とに分離する工程と、 e.前記保持物流の少なくとも一部を前記嫌気性反応器へ再循環させる工程と、当該保持物流を前記反応器内の前記混合液と混合する工程と、 f.前記第1の下部混合液ゾーンの前記混合液及び固形物を固形物分離器へ導き、前記第1の下部混合液ゾーンからの前記混合液及び固形物を、より重い固形物流と、バイオマスを含むより軽い固形物流とに分離する工程と、 g.バイオマスを含む前記より軽い固形物流の少なくとも一部を前記固形物分離器から前記嫌気性反応器へ再循環させ、前記より軽い固形物流を、前記嫌気性反応器内の前記混合液と混合する工程と、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C02F 11/04 ,  C02F 3/28 ,  C02F 1/44
FI (4件):
C02F11/04 A ,  C02F3/28 Z ,  C02F3/28 A ,  C02F1/44 F
Fターム (42件):
4D006GA02 ,  4D006HA23 ,  4D006JA57Z ,  4D006JA58Z ,  4D006KA01 ,  4D006KA53 ,  4D006KA54 ,  4D006KA56 ,  4D006KA63 ,  4D006KB23 ,  4D006KB24 ,  4D006KC02 ,  4D006KC03 ,  4D006KC12 ,  4D006PB08 ,  4D006PB15 ,  4D006PC67 ,  4D040AA01 ,  4D040AA24 ,  4D040AA45 ,  4D040AA46 ,  4D040AA53 ,  4D040AA55 ,  4D040AA62 ,  4D059AA03 ,  4D059AA05 ,  4D059AA07 ,  4D059BA11 ,  4D059BA12 ,  4D059BA34 ,  4D059BA48 ,  4D059BA56 ,  4D059BE39 ,  4D059BE42 ,  4D059BE46 ,  4D059BJ01 ,  4D059CA08 ,  4D059CA09 ,  4D059CA10 ,  4D059DA01 ,  4D059DA22 ,  4D059EB05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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