特許
J-GLOBAL ID:201303037358933644

中和処理方法及び中和処理プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司 ,  藤井 稔也 ,  野口 信博 ,  祐成 篤哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-049514
公開番号(公開出願番号):特開2013-185179
出願日: 2012年03月06日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、脱亜鉛工程においてニッケル及びコバルトと共に亜鉛を含む中和終液に対して硫化処理を施して形成される亜鉛硫化物の分離に際してのろ過性を改善し、ろ布の寿命を延長させることができる方法を提供する。【解決手段】中和反応槽11にて浸出液に対する中和反応を行う工程と、中和反応後のスラリーに凝集剤を添加して中和澱物と中和終液とに分離する工程と、中和終液の粘度を測定する工程と、中和終液を貯留槽にて一時的に貯留する工程と、貯留された中和終液を中和工程S3に続く脱亜鉛工程S4における脱亜鉛反応槽31に移送する工程とを有する。そして、粘度測定された中和終液の粘度が、目開き0.45μmのメンブレンフィルターを該中和終液50mLが通過する時間として0.10秒/cm2・mLより大きい場合に、脱亜鉛反応槽31に移送する中和終液の流量を制御し、所定の割合の中和終液を中和反応槽11に戻し入れて循環させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、該ニッケル酸化鉱石を浸出して得られた浸出液を中和し、不純物を含む中和澱物とニッケル及びコバルトと共に亜鉛を含む中和終液とを得る中和工程における中和処理方法であって、 中和反応槽にて上記浸出液に対する中和反応を行う中和反応工程と、 上記中和反応後のスラリーに凝集剤を添加して、中和澱物と中和終液とに分離する分離工程と、 上記分離工程を経て得られた中和終液の粘度を測定する粘度測定工程と、 上記中和終液を貯留槽にて一時的に貯留する貯留工程と、 貯留された上記中和終液を、上記中和工程に続く脱亜鉛工程における脱亜鉛反応槽に移送する流送工程とを有し、 上記流送工程では、上記粘度測定工程にて測定された中和終液の粘度が、目開き0.45μmのメンブレンフィルターを該中和終液50mLが通過する時間として0.10秒/cm2・mLより大きい場合に、上記脱亜鉛反応槽に移送する中和終液の流量を制御し、所定の割合の該中和終液を上記中和反応槽に戻し入れて循環させることを特徴とする中和処理方法。
IPC (4件):
C22B 23/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44 ,  C22B 19/00
FI (5件):
C22B23/00 102 ,  C22B3/00 D ,  C22B3/00 Q ,  C22B3/00 R ,  C22B19/00
Fターム (15件):
4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA16 ,  4K001AA19 ,  4K001AA30 ,  4K001BA02 ,  4K001CA01 ,  4K001CA05 ,  4K001DB03 ,  4K001DB14 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K001GB11
引用特許:
審査官引用 (2件)

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