電子楽器の鍵盤装置

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：特許業務法人プロスペック特許事務所 , 日比野元彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-030404
公開番号（公開出願番号）：特開2013-167723
出願日： 2012年02月15日
公開日（公表日）： 2013年08月29日
要約：

【課題】各鍵の支点の位置を前後方向に異ならせてアコースティックピアノの鍵タッチ感を模擬した鍵盤装置のコストを削減するとともに、生産性を向上させる。【解決手段】押離鍵操作されて揺動する複数の白鍵11w及び黒鍵11bを設ける。複数の白鍵11w及び黒鍵11bをそれぞれ支持する白鍵支持部及び鍵支持部13bの前後方向の位置を異ならせる。複数の白鍵11w及び黒鍵11bの揺動に連動して揺動する白鍵ハンマー及びハンマー16bを設ける。ハンマー16bの揺動中心を白鍵ハンマーの揺動中心よりも後方に設けて、ハンマー16bの揺動中心から黒鍵11bとの当接部Pb1までの距離を、白鍵ハンマーの揺動中心から白鍵11wとの当接部Pw1までの距離よりも長く設定する。白鍵ハンマー及びハンマー16bの揺動を規制する上限ストッパ21及び下限ストッパ20を左右方向に延設する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

音高がそれぞれ割り当てられていて、演奏者の押離鍵操作によって前端が上下方向に揺動するように鍵支点部にてそれぞれ支持された複数の白鍵及び黒鍵であって、前記前端から前記鍵支点部までの長さを互いに異ならせた複数の白鍵及び黒鍵と、前記複数の白鍵及び黒鍵に係合する係合部をそれぞれ有していて、前記複数の白鍵及び黒鍵の揺動に連動して揺動するようにハンマー支点部にてそれぞれ支持された複数の白鍵用ハンマー及び黒鍵用ハンマーとを備えた鍵盤装置において、前記複数の白鍵用ハンマーのハンマー支点部の上下方向及び前後方向の位置を共通とし、前記複数の黒鍵用ハンマーのハンマー支点部の上下方向及び前後方向の位置を共通とするとともに、前記複数の黒鍵用ハンマーのハンマー支点部を、前記複数の白鍵用ハンマーのハンマー支点部よりも後方に位置させて、前記複数の黒鍵用ハンマーのハンマー支点部から前記係合部までの距離を、前記複数の白鍵用ハンマーのハンマー支点部から前記係合部までの距離よりも長く設定し、離鍵状態における、前記複数の白鍵用ハンマーの係合部の上下方向及び前後方向の位置を共通とし、前記複数の黒鍵用ハンマーの係合部の上下方向及び前後方向の位置を共通としておき、前記複数の白鍵及び黒鍵の並び方向にそれぞれ延設されていて、前記複数の白鍵用ハンマーの揺動角度の範囲が共通になり、かつ前記複数の黒鍵用ハンマーの揺動角度の範囲が共通になるように、前記複数の白鍵用ハンマー及び黒鍵用ハンマーの揺動を規制する第1規制部材及び第2規制部材を備えたことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。

IPC (2件)：

G10B 3/12 , G10H 1/34

FI (4件)：

G10B3/12 C , G10B3/12 J , G10B3/12 F , G10H1/34

Fターム (2件)：

5D378EE01 , 5D378EE05

引用特許：

出願人引用 (9件)

鍵盤装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2009-193041 出願人：ヤマハ株式会社
電子鍵盤楽器
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-122396 出願人：ヤマハ株式会社
鍵盤装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-122880 出願人：ヤマハ株式会社

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審査官引用 (5件)

鍵盤装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2009-193041 出願人：ヤマハ株式会社
電子鍵盤楽器
公報種別：公開公報出願番号：特願2007-122396 出願人：ヤマハ株式会社
鍵盤装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-122880 出願人：ヤマハ株式会社

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