特許
J-GLOBAL ID:201303045222816051

電子トリアージシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 宏之 ,  高野 明近
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010064440
公開番号(公開出願番号):WO2011-024880
出願日: 2010年08月26日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
傷病者の状態や症状の変化などの情報を逐次把握可能であり、各医療従事者間で共有可能な電子トリアージシステムの提供を目的とした。電子トリアージシステム10は、電子トリアージタグ20や医療従事者用端末30、基地局40、サーバ50をノードとしてアドホックネットワークNを構築できる。電子トリアージタグ20は、傷病者の生体情報を取得し送受信すると共に、位置推定用のデータを送受信できる。サーバ50は、受信した生体情報を保存し、医療従事者用端末30に向けて発信できる。サーバ50は、電子トリアージタグ20が取り付けられた傷病者や医療従事者用端末30を携帯している医療従事者の相対位置を推定し、その結果を示す位置推定データLDを医療従事者用端末30に向けて発信できる。医療従事者用端末30は、サーバ50から受信したデータに基づき、傷病者の状態変化の様子や、傷病者の相対位置を表示できる。
請求項(抜粋):
傷病者に取り付けられ、傷病者の生体情報の取得、前記生体情報の発信、及び傷病者と医療従事者との相対位置推定に用いる位置推定用情報の送受信を実施可能な電子トリアージタグと、 医療従事者によって携帯され、表示部を有し、前記生体情報の受信、及び医療従事者との傷病者の相対位置推定に用いる位置推定用情報の送受信を実施可能な医療従事者用端末とを備え、 前記電子トリアージタグ及び医療従事者用端末のそれぞれをノードとし、各ノード同士を相互接続したアドホックネットワークが構築され、各ノード間でデータを送受信可能な状態になり、 各電子トリアージタグにおいて取得され発信された生体情報が前記アドホックネットワークを構成するノードに向けて発信され、 前記生体情報が前記アドホックネットワークを介して前記医療従事者用端末において受信されることにより、各傷病者の生体情報を前記医療従事者用端末において確認可能となる電子トリアージシステムにおいて、 前記ノードをなす各電子トリアージタグと各医療従事者用端末が、前記位置推定用情報としてノードを特定するノード特定情報を送受信可能なノード特定情報送受信部と、少なくとも受信したノード特定情報及び受信時刻を隣接ノードテーブルとして保存するデータ保持部とを有し、 少なくとも医療従事者用端末の表示部に当該端末のデータ保持部に保存されている隣接ノードテーブルに基づいて導出した当該医療従事者端末を携帯する医療従事者と近傍の傷病者との相対位置情報を表示することを特徴とする電子トリアージシステム。
IPC (7件):
G06Q 50/26 ,  G06Q 50/22 ,  G06Q 10/00 ,  G06K 19/07 ,  G06K 19/00 ,  G06K 19/10 ,  G06K 17/00
FI (9件):
G06F17/60 154 ,  G06F17/60 126Z ,  G06F17/60 510 ,  G06K19/00 H ,  G06K19/00 Q ,  G06K19/00 S ,  G06K17/00 L ,  G06K17/00 F ,  G06K17/00 V
Fターム (8件):
5B035BB09 ,  5B035BC00 ,  5B035CA11 ,  5B035CA23 ,  5B058CA15 ,  5B058KA06 ,  5B058KA38 ,  5B058YA20

前のページに戻る