特許
J-GLOBAL ID:201303050097573269

オリゴアリーレンスルフィドおよびカルボキシアルキルアミノ基含有化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-119627
公開番号(公開出願番号):特開2013-245191
出願日: 2012年05月25日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】 ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造工程で得られる反応混合物からカルボキシアルキルアミノ基含有化合物またはオリゴアリーレンスルフィドを高純度で分離し製造する方法を提供すること。【解決手段】 有機極性溶媒中で、ポリハロ芳香族化合物と、アルカリ金属硫化物とを、または、アルカリ金属水硫化物及びアルカリ金属水酸化物とを反応させて得られる反応混合物を精製し、オリゴアリーレンスルフィドおよびカルボキシアルキルアミノ基含有化合物を含む反応混合物(a2)を100°C超かつpH6以上で、水と接触させることにより、前記カルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴアリーレンスルフィドとを分離する工程を有するカルボキシアルキルアミノ基含有化合物またはオリゴアリーレンスルフィドの製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
有機極性溶媒中で、ポリハロ芳香族化合物と、(i)アルカリ金属硫化物とを、または、(ii)アルカリ金属水硫化物及びアルカリ金属水酸化物とを反応させて、下記構造式(1)で表される化合物(1)、オリゴアリーレンスルフィド(2)、有機極性溶媒(3)、ポリアリーレンスルフィド(4)及びアルカリ金属ハロゲン化物(5)を含む粗反応混合物を得たのち、該粗反応混合物を有機極性溶媒(6)で洗浄して、ポリアリーレンスルフィド(4)及びアルカリ金属ハロゲン化物(5)を分離除去して、前記化合物(1)、オリゴアリーレンスルフィド(2)および有機極性溶媒(3)を含む反応混合物(a1)を得る工程(i)、 前記反応混合物(a1)から前記有機極性溶媒を固液分離して、前記化合物(1)およびオリゴアリーレンスルフィド(2)を含む反応混合物(a2)を得る工程(ii)、 反応混合液(a2)を100°C超かつpH6以上で、水と接触させることにより、前記構造式(1)で表される化合物(1)とオリゴアリーレンスルフィド(2)とを分離する工程(iii)、 分離した前記構造式(1)で表される化合物(1)を回収する工程(iv)を有することを特徴とする、下記構造式(1)で表される化合物の製造方法。
IPC (4件):
C07C 319/14 ,  C08G 75/04 ,  C07C 323/37 ,  C07C 319/28
FI (4件):
C07C319/14 ,  C08G75/04 ,  C07C323/37 ,  C07C319/28
Fターム (17件):
4H006AA02 ,  4H006AC63 ,  4H006AD15 ,  4H006BB24 ,  4H006BB31 ,  4H006BB61 ,  4H006BC16 ,  4H006BC51 ,  4H006BE10 ,  4H006TA04 ,  4H006TB14 ,  4H006TC34 ,  4J030BA03 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BC08 ,  4J030BD22
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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