特許
J-GLOBAL ID:201003004687697024

カルボキシルキ含有ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-205464
公開番号(公開出願番号):特開2010-037518
出願日: 2008年08月08日
公開日(公表日): 2010年02月18日
要約:
【課題】耐衝撃性に優れる成形品が得られるカルボキシルキ含有ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供する。【解決手段】アミド基含有環状炭化水素化合物の存在下、アルカリ金属硫化物又はアルカリ金属水硫化物と、芳香族ポリハロゲン化合物とを反応させポリアリーレンスルフィドを含む反応スラリーを得る工程と、該反応スラリー中のアミド基含有環状炭化水素化合物の含有量が、第一工程で用いたアミド基含有環状炭化水素化合物の重量(a1w)と、第一工程で得たポリアリーレンスルフィド樹脂の重量(Aw)との比〔(a1w)/(Aw)〕の0.6〜1.5倍となるように調整した後、アミド基含有環状炭化水素化合物を留去してポリアリーレンスルフィドを含有する混合物を得る工程と、該混合物を水洗する工程を含有する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アミド基含有環状炭化水素化合物(a1)の存在下、アルカリ金属硫化物および/またはアルカリ金属水硫化物(a2)と、芳香族ポリハロゲン化合物(a3)とを反応させて得られるポリアリーレンスルフィド樹脂(A)を含有する反応スラリー(1)を得る第一工程と、反応スラリー(1)中のアミド基含有環状炭化水素化合物(a1)の含有量が、前記第一工程で用いたアミド基含有環状炭化水素化合物(a1)の重量(a1w)と、前記第一工程で得られたポリアリーレンスルフィド樹脂(A)の重量(Aw)との比〔(a1w)/(Aw)〕の0.6〜1.5倍となるように調整し反応スラリー(2)とした後、該反応スラリー(2)からアミド基含有環状炭化水素化合物(a1)を留去してポリアリーレンスルフィド樹脂(A)を含有する混合物を得る第二工程と、該混合物を水洗し、カルボキシル基含有ポリアリーレンスルフィド樹脂(A1)を得る第三工程とを含有することを特徴とするカルボキシル基含有ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。
IPC (1件):
C08G 75/02
FI (1件):
C08G75/02
Fターム (11件):
4J030BA04 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BC02 ,  4J030BC08 ,  4J030BD22 ,  4J030BE04 ,  4J030BF09 ,  4J030BG04 ,  4J030BG27 ,  4J030BG34
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (14件)
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