特許
J-GLOBAL ID:201303056544854112

回転電機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北村 修一郎 ,  三宅 一郎 ,  伏木 和博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-280154
公開番号(公開出願番号):特開2013-132135
出願日: 2011年12月21日
公開日(公表日): 2013年07月04日
要約:
【課題】インバータを制御する制御方式が切り換わった際に生じる過渡電流によって過度に回転電機の動作を制限したり、電流センサの使用が必要以上に制限されたりすることなく、効率的に回転電機の電流を検出して、回転電機を電流フィードバック制御する。【解決手段】インバータ制御部15が実行制御方式を切り換えた制御方式切換時から予め規定された期間の判定猶予期間MTが設定され、3相の内の何れか1相が過電流相であると判定された場合に、出力制限判定部13は、判定猶予期間MTが経過するまで回転電機MGの出力制限SDの判定を保留し、電流検出部11は、少なくとも判定猶予期間MTの間、過電流相とは別の2相に対応する電流センサの測定結果Miに基づいて過電流相の電流値を演算して3相全ての実電流Iu,Iv,Iwを検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電力と3相交流電力との間で電力変換するインバータを備えて交流の回転電機を駆動する回転電機駆動装置を制御対象とし、前記回転電機に流れる実電流を検出して電流フィードバック制御する回転電機制御装置であって、 3相各相に対応して設けられて各相に流れる電流を測定する電流センサの測定結果に基づいて、各相の前記実電流を検出する電流検出部と、 前記測定結果が、前記電流センサの予め定められた測定精度保証範囲内の値に設定された過電流判定しきい値以上の前記電流センサに対応する相を、過電流状態の過電流相であると判定する過電流判定部と、 前記過電流判定部の判定結果に基づいて、前記回転電機の出力を制限する必要のある要制限状態であるか否かを判定する出力制限判定部と、 前記回転電機の目標トルク及び回転速度に応じて少なくとも2つの異なる制御方式から1つの実行制御方式を決定して前記インバータをスイッチング制御すると共に、前記要制限状態であると判定された場合には、前記インバータの動作状態を停止状態とするインバータ制御部と、 前記インバータ制御部が前記実行制御方式を切り換えた制御方式切換時から予め規定された期間の判定猶予期間を設定する判定猶予期間設定部と、を備え、 前記過電流判定部により、3相の内の2相以上が前記過電流相であると判定された場合には、前記出力制限判定部は、前記判定猶予期間に拘わらず前記要制限状態であると判定し、 前記過電流判定部により3相の内の何れか1相が前記過電流相であると判定された場合には、前記出力制限判定部は、前記判定猶予期間が経過するまで判定を保留し、前記電流検出部は、少なくとも前記判定猶予期間の間、前記過電流相とは別の2相に対応する前記電流センサの測定結果に基づいて前記過電流相の電流値を演算して3相全ての前記実電流を検出する回転電機制御装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02M7/48 M ,  H02P5/41 303Z
Fターム (30件):
5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DA05 ,  5H007DB01 ,  5H007DB13 ,  5H007DC02 ,  5H007DC04 ,  5H007EA09 ,  5H007FA03 ,  5H007FA13 ,  5H505BB10 ,  5H505DD08 ,  5H505EE49 ,  5H505GG02 ,  5H505GG04 ,  5H505HA10 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505JJ12 ,  5H505JJ16 ,  5H505JJ17 ,  5H505JJ18 ,  5H505LL02 ,  5H505LL22 ,  5H505LL58 ,  5H505MM02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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