特許
J-GLOBAL ID:201303058094485386

内燃機関のオイルセパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-253428
公開番号(公開出願番号):特開2013-108424
出願日: 2011年11月21日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】オイルセパレータの捕捉効率と圧力損失とを高いレベルで両立させる。【解決手段】内燃機関のシリンダヘッドカバー内に設けられるオイルセパレータは、ブローバイガス入口とブローバイガス出口との間に、複数の通路孔30が貫通した隔壁27を有し、通路孔30で高速流となったブローバイガスが、隣接した衝突板に衝突することでオイルミストが分離される。通路孔30は、三角形の孔からなり、隣接する2つの通路孔30同士では、上向きの三角形と下向きの三角形とが交互に配置される。円形孔ではブローバイガスの流れが円形孔の中心付近のみを流れ、通路断面積が実質的に狭められるのに対し、三角形孔では、流速の高い領域が三角形の両側に拡がって得られ、圧力損失が低減する。同時にオイルミストの捕捉効率も円形孔よりも高くなる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドカバー内に設けられ、該シリンダヘッドカバーを通して外部に取り出されるブローバイガスからオイルミストを分離するオイルセパレータであって、 一端部にブローバイガス入口を有するとともに他端にブローバイガス出口を有するセパレータ室と、 上記セパレータ室内を上記ブローバイガス入口側の入口室と上記ブローバイガス出口側の出口室とに仕切るように設けられ、かつ複数の通路孔が貫通形成された隔壁と、 上記通路孔に対向するように上記隔壁に隣接して上記出口室内に設けられた衝突板と、 この衝突板の幅の一部ないし全体に亘って、該衝突板の下端と上記セパレータ室底面との間にスリット状に設けられた開口部と、 分離したオイルを上記セパレータ室底面から内燃機関の動弁室内に排出するドレン部と、 を備え、 上記通路孔が、断面三角形の孔であることを特徴とする内燃機関のオイルセパレータ。
IPC (1件):
F01M 13/04
FI (1件):
F01M13/04 E
Fターム (5件):
3G015BE06 ,  3G015BE11 ,  3G015CA05 ,  3G015DA01 ,  3G015EA25
引用特許:
審査官引用 (3件)

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