特許
J-GLOBAL ID:200903006210427450
内燃機関のオイルセパレータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-294527
公開番号(公開出願番号):特開2009-121281
出願日: 2007年11月13日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】一旦分離したオイルのブローバイガスへの再巻き込みを防止して、オイルの分離・回収効率の向上を図る。【解決手段】ブローバイガス流入口14と流出口15を備えたセパレータ室13内に隔壁16を設けるとともに、隔壁16に細孔19を形成し、この細孔19と二次衝突板17とで二次的なオイル分離・捕捉処理のためのオイル分離機構20を形成する。オイル分離機構20の上流側と下流側の底面にオイルドレンパイプ22,23を配置する。ブローバイガス流入口14の下流側直近位置に、一次的なオイル分離・捕捉処理のための凹凸面25aを有する一次衝突板25を設け、その両側にガス通路26を設定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シリンダヘッドカバー内において水平方向を指向するブローバイガス通路の一部に設けられて、そのブローバイガスに含まれるミスト状のオイルを分離・回収するオイルセパレータであって、
上記ブローバイガス通路の一部を形成しているとともに、それ自体の長手方向がブローバイガスの流れ方向を指向しているセパレータ室と、
上記セパレータ室の長手方向の一端に開口形成されていて、セパレータ室の長手方向を指向しているとともにその断面積がセパレータ室の断面積よりも小さく、且つ直径に比べて長さの方が大きいブローバイガス流入口と、
上記セパレータ室の長手方向の他端に開口形成されたブローバイガス流出口と、
上記セパレータ室の長手方向の中央部に設けられて、ブローバイガスに含まれるオイルミストを少なくとも衝突作用によってオイルとして分離するオイル分離機構と、
上記セパレータ室内においてオイル分離機構をはさんでその両側の底部に開口していて、セパレータ室内に溜まったオイルを外部に滴下・排出するオイルドレンパイプと、
上記セパレータ室内においてブローバイガス流入口の直近位置に当該ブローバイガス流入方向と面直角となるように形成された衝突板と、
上記セパレータ室内のうち衝突板の幅方向両側において少なくともその下半部が開放されることで形成されたガス通路と、
を備えていて、
上記セパレータ室内に流入した直後のブローバイガスを衝突板に衝突させた上で、その衝突板の両側のガス通路を通して当該衝突板の下流側に通流させるようになっていることを特徴とする内燃機関のオイルセパレータ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
3G015BE06
, 3G015BE07
, 3G015BE11
, 3G015BE13
, 3G015BE15
, 3G015BF07
, 3G015CA05
, 3G015EA07
, 3G024AA72
, 3G024BA24
, 3G024FA07
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
オイルセパレータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-295243
出願人:株式会社テネックス
審査官引用 (3件)
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