特許
J-GLOBAL ID:201303064193593611
車両の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-102809
公開番号(公開出願番号):特開2013-233015
出願日: 2012年04月27日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
【課題】電動機の回転軸の回転位置を検出する回転位置検出器のオフセットを簡単な方法で補正する。【解決手段】検出される回転位置と実際の回転位置との差に相当するオフセット量を取得するオフセット量取得処理を要求に応じて実行する。回転軸を正の方向に回転させる正トルク指令から回転軸を負の方向に回転させる負トルク指令にトルク指令が変化する途中、および、トルク指令が負トルク指令から正トルク指令に変化する途中、の少なくとも一方において、正トルク指令を発する期間と負トルク指令を発する期間との間にオフセット量取得処理を実行するために必要な時間長さだけゼロトルク指令を発する期間を設け、その期間中にオフセット量取得処理を実行する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両の駆動軸にトルク伝達可能に連結された回転軸を有する電動機と、前記電動機の回転軸の回転位置を検出する回転位置検出器と、を備え、前記電動機の回転軸におけるトルクについての指令であるトルク指令に応じたトルクを同回転軸に発生可能であるように前記電動機が構成された、車両に適用され、
前記回転位置検出器によって検出される前記回転軸の回転位置と実際の前記回転軸の回転位置との差に相当するオフセット量を取得する要求に応じて前記オフセット量を取得する処理であるオフセット量取得処理を実行する、
制御装置において、
前記オフセット量取得処理が前記電動機の回転軸が回転しており且つ前記電動機の回転軸にトルクを生じさせない指令であるゼロトルク指令を発しているときに実行する処理である場合、前記オフセット量を取得する要求が生じているとき、
前記電動機の回転軸を同回転軸の回転を促進する正の方向に回転させる向きのトルクを同回転軸に生じさせるトルク指令である正トルク指令から前記電動機の回転軸を同回転軸の回転を抑制する負の方向に回転させる向きのトルクを同回転軸に生じさせるトルク指令である負トルク指令に前記トルク指令が変化する途中、および、前記トルク指令が前記負トルク指令から前記正トルク指令に変化する途中、の少なくとも一方において、前記正トルク指令を発する期間と前記負トルク指令を発する期間との間に前記オフセット量取得処理を実行するために必要な時間長さだけ前記ゼロトルク指令を発する期間であるゼロトルク指令期間を設けるとともに、
同ゼロトルク指令期間中に前記オフセット量取得処理を実行する、
ように構成された、車両の制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5H505AA16
, 5H505DD03
, 5H505DD06
, 5H505HB01
, 5H505LL41
, 5H505MM19
引用特許:
審査官引用 (2件)
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回転電機制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-031134
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社デンソー
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モータ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-059922
出願人:トヨタ自動車株式会社
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