特許
J-GLOBAL ID:201303067700522992

電動工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-189011
公開番号(公開出願番号):特開2013-049120
出願日: 2011年08月31日
公開日(公表日): 2013年03月14日
要約:
【課題】電子クラッチ式の電動工具において、モータの駆動開始直後から出力軸の回転トルクを設定トルク以下に制限できるようにする。【解決手段】モータ電流が電流閾値を越えるとモータの駆動を停止する電動工具において、モータの駆動開始後、モータの駆動制御に用いられる出力dutyが増加する間(時点t0-t1間)は、電流閾値を更新値βにて決定される一定の傾きで増加させる。出力duty=目標dutyとなる時点t1以降は、電流閾値を更新値γにて決定される一定の傾きで低下させ、電流閾値が、電動工具の設定トルクに基づき設定される最終値に達すると(時点t2)、電流閾値をその最終値に固定する。この結果、モータの駆動開始直後から、電動工具の回転トルクを設定トルク以下に制限することができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
工具要素が装着される出力軸を回転駆動するモータと、 前記モータに流れるモータ電流を検出する電流検出手段と、 外部操作によって前記モータの駆動指令を入力するための操作部と、 予め設定された設定トルクに応じて、前記モータ電流の上限値である電流閾値を設定する電流閾値設定手段と、 前記操作部の操作量に応じて前記モータを駆動すると共に、前記モータの駆動時に前記電流検出手段にて検出されたモータ電流が前記電流閾値設定手段にて設定された電流閾値に達すると前記モータの駆動を停止する制御手段と、 を備え、 前記電流閾値設定手段は、前記制御手段が前記モータの駆動を開始してから所定の変動期間の間、前記電流閾値を、前記モータの通常起動時に流れるモータ電流の変化に対応して変化するよう設定し、その後、前記電流閾値を、前記設定トルクに対応した一定閾値に固定することを特徴とする電動工具。
IPC (2件):
B25F 5/00 ,  B25B 23/14
FI (5件):
B25F5/00 C ,  B25B23/14 620B ,  B25B23/14 630A ,  B25B23/14 630D ,  B25B23/14 610A
Fターム (4件):
3C038CA06 ,  3C038CB02 ,  3C038CB06 ,  3C038CC02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る