特許
J-GLOBAL ID:201303070920421047

永久磁石モータとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-045093
公開番号(公開出願番号):特開2013-183515
出願日: 2012年03月01日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】極数、機器定数変換も可能な永久磁石モータを提供する。【解決手段】固定子の電機子巻線の結線を2L極にして所定の短時間だけ通常の運転時の電流よりも大きい第1の磁化電流を流すことによって発生する磁界により前記L個の可変磁力磁石それぞれを隣り合う固定磁力磁石と同一方向に不可逆的に磁化させ、可変磁力磁石と固定磁力磁石はN極S極のいずれか同極に揃え、隣り合う可変磁力磁石と固定磁力磁石との間の凸鉄心部に隣り合う可変磁力磁石及び固定磁力磁石の磁極とは反対の磁極のイメージポールを形成することにより磁石トルク主体の4L極PMモード状態とし、可変磁力磁石の極性を反転させることで2L極IPMモード状態とし、4L極PMモードと2L極IPMモードとのいずれでも運転できるようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
回転子鉄心内に複数L個(Lは整数)の固定磁力磁石を円周方向に等間隔で、かつ、回転子の外周に現れる磁極が全周で同極となる向きに埋め込み、かつ、磁化方向が前記固定磁力磁石と同じとする複数L個の可変磁力磁石を、前記隣り合う固定磁力磁石の間各々に埋め込んだ回転子と、 電機子巻線の結線を2L極と4L極の間で極数切替ができる固定子とを備え、 前記電機子巻線の結線を2L極にして所定の短時間だけ通常の運転時の電流よりも大きい第1の磁化電流を流すことによって発生する磁界により前記L個の可変磁力磁石それぞれを隣り合う固定磁力磁石と同一方向に不可逆的に磁化させ、前記可変磁力磁石と固定磁力磁石はN極S極のいずれか同極に揃え、隣り合う可変磁力磁石と固定磁力磁石との間の凸鉄心部に前記隣り合う可変磁力磁石及び固定磁力磁石の磁極とは反対の磁極のイメージポールを形成することにより磁石トルク主体の4L極PMモード状態とし、前記電機子巻線を2L極にして所定の短時間だけ前記第1の磁化電流とは逆の方向の第2の磁化電流を流すことによって発生する磁界により前記L個の可変磁力磁石を隣り合う前記固定磁力磁石とは逆方向に不可逆的に磁化させて磁石トルクとリラクタンストルクの両方で動作する2L極IPMモード状態とし、 前記4L極PMモード状態と2L極IPMモード状態との間で相互にモード状態を切り替えて4L極PMモードと2L極IPMモードとのいずれでも運転できるようにしたことを特徴とする永久磁石モータ。
IPC (2件):
H02K 21/14 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02K21/14 M ,  H02P7/63 303V
Fターム (7件):
5H505AA16 ,  5H505BB02 ,  5H505DD08 ,  5H621AA03 ,  5H621BB10 ,  5H621GA01 ,  5H621PP10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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