特許
J-GLOBAL ID:201303075274255216

偏波もつれ光子対発生素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-252768
公開番号(公開出願番号):特開2013-109088
出願日: 2011年11月18日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】コスト及びサイズが低減された、外部光回路を用いない、シリコン導波路素子を用いたワンチップ偏波もつれ光子対発生素子を提供する。【解決手段】偏波されたポンプ光が入力され、自然放出四光波混合過程によりTE偏波成分に対して第1の量子相関光子対を生成すると共にTM偏波成分に対して第2の量子相関光子対を生成する第1の単結晶半導体導波路と、前記導波路を通過したTEおよびTM偏波成分と第1および第2の量子相関光子対との偏波面をそれぞれ90度回転させる偏波回転素子と、自然放出四光波混合過程により90度回転されたTE偏波成分に対して第3の量子相関光子対を生成すると共に90度回転されたTM偏波成分に対して第4の量子相関光子対を生成する第2の単結晶半導体導波路と、を備え、第2の単結晶半導体導波路における、偏波面が90度回転された第1の量子相関光子対および第4の量子相関光子対から偏波もつれ光子対を生成する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
TE偏波ポンプ光およびTM偏波ポンプ光の1:1の重ね合わせである斜め45度に偏波されたポンプ光が入力され、このポンプ光のうちTE偏波成分に対して自然放出四光波混合過程により第1の量子相関光子対を生成すると共に入力されたTM偏波成分に対して自然放出四光波混合過程により第2の量子相関光子対を生成する第1の単結晶半導体導波路と、 前記第1の単結晶半導体導波路を通過したTE偏波成分およびTM偏波成分と前記自然放出四光波混合過程によって生成された第1の量子相関光子対および第2の量子相関光子対との偏波面をそれぞれ90度回転させる偏波回転素子と、 前記偏波面が90度回転されたTE偏波成分に対して自然放出四光波混合過程により第3の量子相関光子対を生成すると共に前記90度回転されたTM偏波成分に対して自然放出四光波混合過程により第4の量子相関光子対を生成する第2の単結晶半導体導波路と、 を備え、 前記第1の単結晶半導体導波路および第2の単結晶半導体導波路は導波方向における長さが互いに等しく、かつ該第1の単結晶半導体導波路および第2の単結晶半導体導波路の導波方向における長さが前記偏波回転素子の導波方向における長さより長く構成されることにより、前記第2の単結晶半導体導波路における、前記偏波面が90度回転された第1の量子相関光子対および前記第4の量子相関光子対から偏波もつれ光子対を生成することを特徴とする偏波もつれ光子対発生素子。
IPC (2件):
G02F 1/365 ,  G02B 6/122
FI (2件):
G02F1/365 ,  G02B6/12 A
Fターム (14件):
2H147AB21 ,  2H147BB02 ,  2H147CD15 ,  2H147EA12A ,  2H147EA13A ,  2H147EA14B ,  2H147EA17B ,  2K002AA02 ,  2K002AB12 ,  2K002AB40 ,  2K002BA01 ,  2K002CA13 ,  2K002DA06 ,  2K002HA31
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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引用文献:
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