特許

J-GLOBAL ID：201303077000820912

携帯型マイクロ波測定装置

発明者： 武田 政宗 ,  荒川 孝 ,  高橋 順一 ,  遠松 大輔 ,  岡本 佳之 ,  平井 晴之 ,  新倉 広高 ,  中田 淳 ,  佐藤 弘康 ,  澤谷 邦男 ,  水野 皓司
出願人/特許権者： マスプロ電工株式会社 ,  中央電子株式会社 ,  国立大学法人東北大学
代理人 (1件)： 名古屋国際特許業務法人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-040523
公開番号（公開出願番号）：特開2013-174565
出願日： 2012年02月27日
公開日（公表日）： 2013年09月05日
要約：

【課題】測定対象から放射されたマイクロ波帯の熱雑音を受信し、その受信レベルを測定することで、測定対象に隠された物品を検出する装置において、レベル測定した熱雑音が測定対象のどの位置から放射されたのかを使用者が容易に特定できるようにする。【解決手段】携帯型マイクロ波測定装置は、筒状のケース10内に、ミリ波を受信するミリ波センサ12と、測定対象から放射されたミリ波帯の熱雑音をミリ波センサ12に導くミリ波レンズ14を設け、ミリ波センサ12の後方に配置された制御回路にて、ミリ波センサ12で受信されたミリ波(熱雑音)の信号レベルを測定することで、測定対象に隠された物品を検出する。ケース10の開口部で、ミリ波レンズ14の光軸を挟んで対向する位置には、光線を出射するポインタ31、32が設けられる。このポインタ31,32は、光線の交点Xにて熱雑音の測定点Sを通知するよう、光線の出射方向が設定される。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

マイクロ波を受信する受信素子と、 測定対象から放射されたマイクロ波帯の熱雑音を前記受信素子に導く電波レンズと、 前記受信素子からの受信信号の信号レベルを測定する測定手段と、 使用者が把持可能な形状で、前記熱雑音を取り込むための開口部を有するケースと、 を備え、前記電波レンズが前記開口部側となるよう、前記ケース内に前記電波レンズ、前記受信素子、及び測定手段を収納してなる携帯型マイクロ波測定装置であって、 前記ケースの開口部周囲に、 前記測定対象に向けて光を照射することで、前記電波レンズを介して前記受信素子に入射する熱雑音の、前記測定対象からの放射位置を案内する発光手段、 を設けたことを特徴とする携帯型マイクロ波測定装置。

IPC (2件)：

G01S 3/20 ,  G01V 3/12

FI (2件)：

G01S3/20 ,  G01V3/12 A

Fターム (5件)：

2G005DA04 ,  5J070AA02 ,  5J070AB24 ,  5J070AC01 ,  5J070BE01

引用特許：

審査官引用 (11件)

• ミリ波イメージングによるセキュリティ・システム
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2006-523279   出願人：トレックス・エンタープライゼス・コーポレーション
• 特開昭64-044808
  
• 特開昭62-049208
  
• 特開昭64-044808
  
• 特開昭62-049208
  
• ミリ波撮像装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-168863   出願人：マスプロ電工株式会社, 中央電子株式会社, 国立大学法人東北大学
• 人感センサの検出領域確認装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-203541   出願人：東芝ライテック株式会社
• ミリ波撮像装置及び撮像画像表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-079842   出願人：マスプロ電工株式会社
• 電磁波センサ、撮像素子及び撮像装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-333226   出願人：株式会社東芝
• 不審者検知装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-363906   出願人：槙坪毅
• ミリ波検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-252661   出願人：オムロン株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• “ミリ波パッシブイメージング技術のセキュリティ応用”