特許
J-GLOBAL ID:201303077050356613
WC基超硬合金製切削工具インサート
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
影山 秀一
, 三宅 正之
, 富田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-056660
公開番号(公開出願番号):特開2013-188832
出願日: 2012年03月14日
公開日(公表日): 2013年09月26日
要約:
【課題】Ti基サーメット基体との熱膨張係数差による剥離や変形を抑制し、耐欠損性を向上させたWC基超硬合金製切削工具インサートを提供する。【解決手段】Ti基サーメットからなる基体に、WCと結合相形成成分を主成分するWC基超硬合金からなる刃先材料によってすくい面の一部を形成したWC基超硬合金製切削工具インサートにおいて、刃先材料の、切れ刃稜線を含む刃先稜線部分の縦断面においては、WC基超硬合金中の結合相の含有量Vは8〜30面積%、また、刃先材料との界面側の層厚方向縦断面におけるTi基サーメット基体の結合相の含有量Wは10〜40面積%、さらに、刃先材料は、好ましくは、溶射膜として形成され、Ti基サーメット基体は、刃先材料との界面から2μmまでの位置における結合相量Xが、上記界面から深さでことなり、刃先材料の表面の圧縮残留応力は0.3〜2.0GPaである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
WC基超硬合金製切削工具インサートにおいて、
(a)上記インサートは、WC成分の含有量が10mass%以下であるTi基サーメット焼結体からなる基体に、WCと結合相形成成分を主成分するWC基超硬合金からなる刃先材料によって、0.2〜1.0mmの層厚で少なくともすくい面の一部が形成されたものであって、
(b)上記刃先材料の、切れ刃稜線を含む10μm×10μmの刃先稜線部分の縦断面においては、上記WC基超硬合金中の結合相の含有量Vは8〜30面積%であり、
(c)上記基体の、上記刃先材料と上記基体との界面における10μm×10μmの厚さ方向縦断面においては、Ti基サーメット基体中の結合相の含有量Wは10〜40面積%であることを特徴とするWC基超硬合金製切削工具インサート。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
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