特許
J-GLOBAL ID:201303077820356463

鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-088945
公開番号(公開出願番号):特開2013-216946
出願日: 2012年04月10日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】自動車の衝撃吸収部材に適した、衝撃吸収エネルギーが高く、圧潰しても割れが発生しにくい鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】質量%でC:0.08%以上0.30%以下、Mn:1.5%以上3.5%以下、Si+Al:0.50%以上3.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、およびN:0.010%以下を含有するスラブに、Ar3点以上で圧延を完了する多パス熱間圧延を施し、特定の条件で620°C〜720°Cの温度域まで急冷して1〜10秒間保持した後、300〜610°Cの温度域で巻取り、得られた熱延鋼板を40〜70%の圧下率の冷間圧延を施し、この冷延鋼板に(Ac3点-30°C)〜(Ac3点+100°C)の温度域にて10〜300秒間保持し、次いで500〜650°Cの温度域を15°C/秒以上の平均冷却速度で冷却し、300〜500°Cの温度域に30〜3000秒間保持する熱処理により焼鈍を施す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記工程(A)〜(C)を有することを特徴とする鋼板の製造方法: (A)質量%で、C:0.08%以上0.30%以下、Mn:1.5%以上3.5%以下、Si+Al:0.50%以上3.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有するスラブに、Ar3点以上で圧延を完了する多パス熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に冷却を開始するとともに、平均冷却速度が600°C/秒以上、かつ、最終圧延パスの2つ前の圧延パスにおける圧延完了から720°Cまで冷却するのに要する時間が4秒間以下となる冷却条件で620°C以上720°C以下の温度域まで冷却し、前記温度域に1秒間以上10秒間以下保持した後、10°C/秒以上100°C/秒以下の平均冷却速度で300°C以上610°C以下の温度域まで冷却して巻取ることにより熱延鋼板とする熱間圧延工程; (B)前記熱間圧延工程により得られた熱延鋼板に、40%以上70%以下の圧下率の冷間圧延を施すことにより冷延鋼板とする冷間圧延工程;および (C)前記冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に、(Ac3点-30°C)以上(Ac3点+100°C)以下の温度域に10秒間以上300秒間以下保持し、次いで500°C以上650°C以下の温度域を15°C/秒以上の平均冷却速度で冷却し、300°C以上500°C以下の温度域で30秒間以上3000秒間以下保持する熱処理を施す焼鈍工程。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/38 ,  B21B 3/02
FI (5件):
C21D9/46 F ,  C22C38/00 301U ,  C22C38/06 ,  C22C38/38 ,  B21B3/02
Fターム (43件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA03 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA14 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB08 ,  4K037EB11 ,  4K037EB12 ,  4K037EC01 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FB10 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FC07 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FD08 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FK08 ,  4K037FM02 ,  4K037GA05 ,  4K037GA08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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