特許
J-GLOBAL ID:201303080312839107

冷凍耐性クリーム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 辻本 一義 ,  辻本 希世士 ,  丸山 英之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-130490
特許番号:特許第5146894号
出願日: 2012年06月08日
要約:
【課題】 クリームを冷凍すると、凍結過程においてO/W型エマルジョン中の水相で水分が氷へと結晶化し、時間とともに氷結晶が肥大化していくにつれて、水相と油相の分離が生じ、さらに油相を構成する脂肪球を包んでいる脂肪球膜が氷結晶の生成によって破壊され、エマルジョンを維持できなくなる。そして、解凍時に、油脂分の凝集浮上が発生し、2相に分離する。このため、ホイップできないか、ホイップできたとしても表面に微小なざらつきがあり、さらにオーバーランが低くて重いホイップになり、商品価値が著しく低下する。このためこれら冷凍障害を生じない低粘度の液状クリームを提供することを目的とする。 【解決手段】 汎用な攪拌機と共に高速高せん断攪拌機を併用することなどの方法によって、微細気泡を含有させることにより液、脂肪球、微細気泡の三者混合体を形成して、体積膨張や粘度上昇が生じた液状クリームにより解決した。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 乳脂肪又は植物性油脂の少なくとも一方を含有する脂肪分が30〜50重量%であり、微細気泡が含有されることによる体積膨張率が2〜15%であり、マジョニア中球を用いた粘度計(マジョニア粘度計)による20°Cにおける指度数が20〜100であり、マジョニア粘度計による20°Cにおける指度数の上昇率が、微細気泡を含有しないときに比べて、20〜100%であることを特徴とする液状クリーム。
IPC (6件):
A23C 13/14 ( 200 6.01) ,  A23L 1/19 ( 200 6.01) ,  A23D 7/00 ( 200 6.01) ,  A23L 3/36 ( 200 6.01) ,  A23C 13/08 ( 200 6.01) ,  A23D 7/06 ( 200 6.01)
FI (6件):
A23C 13/14 ,  A23L 1/19 ,  A23D 7/00 508 ,  A23L 3/36 A ,  A23C 13/08 ,  A23D 7/06
引用特許:
審査官引用 (7件)
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