特許
J-GLOBAL ID:201303080423706769

容器分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 津野 孝 ,  小田 光春 ,  早野 公惠 ,  清水 貴光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-135616
公開番号(公開出願番号):特開2013-003012
出願日: 2011年06月17日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】凍結環境においてラックに保持されているチューブをチューブ毎に分離するために、小型化が可能で、しかも氷結により接着しているチューブ同士を分離することができる容器分離装置を提供する。【解決手段】容器分離装置は、ピンの長さが異なる押上ピンP1,P2と、ラック101に保持された各チューブTの真上に配置されている対向部C1,C2が設けられた上押え部材130とを備える。押上ピンP1が押し上げる一方側チューブTの真上に位置する対向部C1は、押上ピンP2が押し上げる他方側チューブTの真上に位置する対向部C2と他方側チューブTとが非当接状態にあるときに、一方側チューブTに当接可能な位置にある。各押上ピンP1,P2がラック101に対して上昇する過程において、氷結してできた氷109により他方側チューブT2に接着している一方側チューブT1が、対向部C1と当接することにより、チューブT2から分離される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
水平方向で所定の配列方向に並べられている複数である所定数の容器を上下方向に抜差し可能に保持するラックを分離作業位置に保持するラック保持部材と、前記分離作業位置にある前記ラックに保持されている前記各容器を前記ラックに対して相対的に押し上げる前記所定数の押上ピンを有するピン保有部材と、前記押上ピンを前記ラックに対して相対的に上昇させる駆動部材とを備え、前記駆動部材の駆動により前記押上ピンが前記ラックに対して相対的に上昇する相対的上昇過程において、前記押上ピンにより前記ラックに対して相対的に押し上げられた前記容器が前記ラックから分離される容器分離装置において、 前記分離作業位置にある前記ラックの前記各容器の真上に配置されている前記所定数の対向部が設けられた対向部材を備え、 前記各押上ピンについて、1つの前記押上ピンを第1押上ピンとし、前記第1押上ピンに前記配列方向で隣接するすべての前記押上ピンを1つ毎に第2押上ピンとするとき、前記ピン保有部材が、前記相対的上昇過程において、前記第1押上ピンおよび前記第2押上ピンのうちの、一方の押上ピンが他方の押上ピンよりも遅い時期に前記容器を相対的に押し上げることを可能とする押上構造を有し、 前記一方の押上ピンが押し上げる前記容器を一方側容器とし、前記他方の押上ピンが押し上げる前記容器を他方側容器とするとき、前記相対的上昇過程において、前記一方側容器の真上に位置する前記対向部である一方側対向部が、前記他方側容器の真上に位置する前記対向部である他方側対向部と前記他方側容器とが非当接状態にあるときに、前記一方側容器に当接可能な位置にあり、 前記相対的上昇過程において、前記他方側容器に氷結により接着している前記一方側容器が、前記一方側対向部との当接により前記他方側容器から分離されることを特徴とする容器分離装置。
IPC (1件):
G01N 35/04
FI (1件):
G01N35/04 Z
Fターム (4件):
2G058CB15 ,  2G058CB16 ,  2G058CF06 ,  2G058CF09
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る