特許
J-GLOBAL ID:201303080749673810
植物の貯蔵タンパク質の集積に関与する遺伝子およびその利用
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 小林 泰
, 富田 博行
, 星野 修
, 深澤 憲広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-198808
公開番号(公開出願番号):特開2013-066465
出願日: 2012年09月10日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】 本発明の目的は、新規な植物の種子貯蔵タンパク質集積関連遺伝子を提供することにある。また、本発明は、該遺伝子を利用して植物の種子貯蔵タンパク質組成を改変し、これにより植物の種子成分の特性を改変することを目的とする。【解決手段】 本発明は、植物の貯蔵タンパク質の集積に関与する遺伝子を特定した。本発明は、ポリヌクレオチドを機能可能に有し、貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する植物において該ポリヌクレオチドを機能不能とすることにより、貯蔵タンパク質の集積性が改変された植物を生産する方法を提供する。貯蔵タンパク質は、好ましくはグルテリンである。本発明は、イネ、大豆、エンバク、カボチャ、またはシロイヌナズナ等に適用することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、または(f)のポリヌクレオチドを機能可能に有し、貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する植物において該ポリヌクレオチドを機能不能とすることにより、貯蔵タンパク質の集積性が改変された植物を生産する方法:
(a)SEQ ID NO: 1、SEQ ID NO: 3、SEQ ID NO: 5、SEQ ID NO: 11またはSEQ ID NO: 12に記載の塩基配列からなるポリヌクレオチド;
(b)SEQ ID NO: 1、SEQ ID NO: 3、SEQ ID NO: 5、SEQ ID NO: 11またはSEQ ID NO: 12に記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する機能を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(c)SEQ ID NO: 1、SEQ ID NO: 3、SEQ ID NO: 5、SEQ ID NO: 11またはSEQ ID NO: 12に記載の塩基配列と少なくとも90%の同一性を有し、かつ貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する機能を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(d)SEQ ID NO: 2またはSEQ ID NO: 6に記載のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチド;
(e)SEQ ID NO: 2またはSEQ ID NO: 6に記載のアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換、付加および/または挿入したアミノ酸配列からなり、かつ貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する機能を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド;
(f)SEQ ID NO: 2またはSEQ ID NO: 6に記載のアミノ酸配列と少なくとも97%の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ貯蔵タンパク質を貯蔵型液胞に集積する機能を有するタンパク質をコードするポリヌクレオチド。
IPC (3件):
A01H 1/00
, C12N 15/09
, A01H 5/00
FI (3件):
A01H1/00 A
, C12N15/00 A
, A01H5/00 A
Fターム (17件):
2B030AA02
, 2B030AD08
, 2B030AD16
, 2B030CA11
, 2B030CB01
, 4B024AA05
, 4B024AA07
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA01
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA11
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
加工米
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-098454
出願人:花王株式会社, 国立大学法人九州大学
-
油性懸濁製剤
公報種別:公表公報
出願番号:特願2008-534892
出願人:バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト
引用文献:
前のページに戻る