特許
J-GLOBAL ID:201303082012238406

移動体検出装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-091219
公開番号(公開出願番号):特開2013-222215
出願日: 2012年04月12日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】撮像環境に外乱が加わっても、より高い精度で移動体を示すオプティカルフローを検出できるようにする。【解決手段】移動体検出装置1は、前画像内の一のブロックと後画像内における探索範囲内の全ブロックそれぞれとの差分値を順次算出する差分値算出部11と、探索範囲内の全ブロックの差分値のうち差分値が最小となるブロックを一致箇所として検出する一致箇所検出部12と、探索範囲内の中心のブロックの位置を始点とし前記一致箇所の位置を終点とするオプティカルフローを検出するオプティカルフロー検出部13と、前記一致箇所の差分値と差分値算出部11が順次算出する差分値との差がしきい値以下であるとき当該差分値のブロックを類似箇所として特定する類似箇所特定部14と、前記類似箇所の分布傾向を示す指標値を基に前記オプティカルフローが移動体を示すオプティカルフローであるか否かを判定するオプティカルフロー抽出部16とを有する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
時系列的に入力された2つ撮像画像間の差分を基に撮像画像中の移動体を検出する移動体検出装置において、 前記2つ撮像画像それぞれを複数のブロックに分割し、前記2つ撮像画像のうちの時系列で前の撮像画像となる前画像内の一のブロックと前記2つ撮像画像のうちの時系列で後の撮像画像となる後画像内における予め設定された探索範囲内の全てのブロックそれぞれとの差分値を順次算出する差分値算出部と、 前記探索範囲内の全てのブロックについて前記差分値算出部が算出した差分値のうち前記差分値が最小となるブロックを前記前画像内の前記一のブロックに一致する一致箇所として検出する一致箇所検出部と、 前記探索範囲の中心のブロックの位置を始点とし前記一致箇所検出部が検出した一致箇所の位置を終点とするベクトルをオプティカルフローとして検出するオプティカルフロー検出部と、 前記一致箇所検出部が検出した一致箇所の差分値と前記差分値算出部が順次算出する差分値との差が予め設定されたしきい値以下であるとき当該差分値算出部が当該差分値を算出したブロックを類似箇所として特定する類似箇所特定部と、 前記類似箇所特定部が特定した少なくとも一つの類似箇所の前記探索範囲内における分布を示す指標値を算出する指標値算出部と、 前記指標値算出部が算出した指標値を基に前記オプティカルフロー検出部が検出したオプティカルフローが移動体を示すオプティカルフローであるか否かを判定するオプティカルフロー判定部と、 を有することを特徴とする移動体検出装置。
IPC (1件):
G06T 7/20
FI (1件):
G06T7/20 B
Fターム (5件):
5L096CA04 ,  5L096FA64 ,  5L096FA67 ,  5L096HA03 ,  5L096HA04
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る