特許
J-GLOBAL ID:201303082408533753

車載式汚染空気および汚染水浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-218132
公開番号(公開出願番号):特開2013-076682
出願日: 2011年09月30日
公開日(公表日): 2013年04月25日
要約:
【課題】自動車を利用して原子炉の事故現場に移動でき、外部ガス処理設備および廃液処理装置の代替え装置として緊急対応が可能な車載式汚染空気および汚染水浄化装置を提供する。【解決手段】車載式汚染空気および汚染水浄化装置を自動車に着脱自在に搭載したため、原子炉の事故が発生しても、道路を利用して保管地から事故現場まで迅速に浄化装置を輸送できる。到着後は、直ちに汚染空気中や汚染水中の放射性物質を、放射性物質吸着剤付きのフィルタユニットを利用して捕獲することができる。その結果、仮に原子力発電プラントの非常用ガス処理施設および廃液処理装置が稼働停止状態でも、代替え設備としての浄化装置を現場まで輸送し、早急に汚染空気浄化処理および汚染水浄化処理を行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自動車に搭載され、かつ放射性物質を含む汚染空気および放射性物質を含む汚染水から、それぞれに含まれた放射性物質を除去する車載式汚染空気および汚染水浄化装置であって、 前記放射性物質を含む汚染空気の吸気口と、前記放射性物質を除去した浄化空気の排気口とが離間して形成され、かつ自動車に着脱自在に搭載される箱状容器と、 該箱状容器に設けられ、前記吸気口から前記箱状容器の内部空間に前記放射性物質を含む汚染空気を吸い込んで前記排気口から排気する送風機と、 前記箱状容器の内部空間のうち、前記吸気口の形成領域と前記排気口の形成領域との間に設けられて、前記箱状容器の内部空間を吸気口側と排気口側とに仕切り、かつ前記放射性物質を吸着する放射性物質吸着剤が付着した不織布を主材料とするフィルタユニットと、 前記箱状容器に設けられ、前記放射性物質を含む汚染水を前記フィルタユニットに供給する給水ノズルと、 前記箱状容器に設けられ、前記放射性物質を含む汚染水を前記給水ノズルに送水する送水手段とを備えた車載式汚染空気および汚染水浄化装置。
IPC (2件):
G21F 9/02 ,  G21F 9/06
FI (3件):
G21F9/02 501Z ,  G21F9/02 551A ,  G21F9/06 501Z
Fターム (14件):
4D002AA25 ,  4D002AA40 ,  4D002AC09 ,  4D002BA04 ,  4D002BA14 ,  4D002CA07 ,  4D002DA11 ,  4D002DA21 ,  4D002DA41 ,  4D002DA45 ,  4D002DA70 ,  4D002FA01 ,  4D002HA01 ,  4D002HA10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (8件)
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