特許
J-GLOBAL ID:201303082769831597

オープンフローネットワークシステム、及び、データ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-080859
公開番号(公開出願番号):特開2013-211706
出願日: 2012年03月30日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
【課題】冗長化構成を維持した状態で、冗長化されたネットワーク機器をオープンフローネットワークに接続することが可能なオープンフローネットワークシステム、及び、データ通信方法を提供する。【解決手段】スイッチSWは、そのスイッチSWに接続されているルータから送信されたVRRPパケットと、現用系ルータから送信されたGARPパケットを、コントローラCへ転送する。コントローラCは、VRRPパケットを送信したルータが属するVRRPグループの他のルータが接続されているスイッチSWを制御し、当該他のルータへVRRPパケットを送信させる。また、コントローラCは、レイヤ3ノードN1が接続されているスイッチSWnから現用系ルータまでの経路を算出し、経路上の各スイッチSWを制御して、レイヤ3ノードN1からルータR1とR2が共有する仮想IPアドレス宛に送信されたパケットデータを、現用系ルータへ送信させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
オープンフローネットワークを構成する各スイッチが、 物理的に冗長化されているネットワーク機器から死活監視のためのパケットデータである死活監視用パケットを受信すると、受信した死活監視用パケットを、前記各スイッチのデータ転送処理を一元的に制御するコントローラへ転送する死活監視用パケット転送手段と、 前記物理的に冗長化されているネットワーク機器のうちの現用系ネットワーク機器が送信する、前記オープンフローネットワークに接続されているノードが保持するARP(Address Resolution Protocol)テーブルを更新させるためのGARP(Gratuitous Address Resolution Protocol)パケットを受信すると、前記コントローラへ受信した前記GARPパケットを転送するGARPパケット転送手段と、 を備え、 前記コントローラが、 前記物理的に冗長化されているネットワーク機器のうちで、前記死活監視用パケットを送信したネットワーク機器以外のネットワーク機器が接続されているスイッチを制御して、前記死活監視用パケットを、前記死活監視用パケットを送信したネットワーク機器以外のネットワーク機器へ送信させる死活監視用パケット転送制御手段と、 前記ノードが接続されているスイッチから前記現用系ネットワーク機器までの経路を算出する経路算出手段と、 前記経路算出手段により算出された経路上の各スイッチを制御して、前記ノードから前記物理的に冗長化されているネットワーク機器が共有する仮想IP(Internet Protocol)アドレス宛に送信されたパケットデータを、前記現用系ネットワーク機器へ送信させるパケット転送制御手段と、 を備える、 ことを特徴とするオープンフローネットワークシステム。
IPC (1件):
H04L 12/707
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (3件):
5K030GA12 ,  5K030LB06 ,  5K030MD02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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