特許
J-GLOBAL ID:201303089587713682

閉路式均熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-163325
公開番号(公開出願番号):特開2013-024555
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2013年02月04日
要約:
【課題】 観測整備インタフェースを設置した閉路式均熱装置を提供する。【解決手段】 自然貯熱体(100)の中に閉路式均熱装置を設置し、自然貯熱体の熱エネルギーを加熱器(101)の中に設置される熱交換流体(104)へ伝送し、その中の熱交換流体(104)は、パイプ構造(301)及び放熱器(201)へ流れ、パイプ構造(401)から加熱器(101)へ流れ戻り、また放熱器(201)を通して、固相・液相・気相の温度差体(103)、或いは建物の内部又は外部空間により構成される温度差体(103)から熱エネルギーを放出する。放熱器(201)の比較的高い位置にある流体出入口(2011)とパイプ構造(401)を連接する密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置することにより、熱交換流体(104)を注入又は抽出し、及びインタフェースを観測又は整備する。【選択図】図15
請求項(抜粋):
自然貯熱体(100)の熱エネルギーを閉路式均熱装置底部へ流れる加熱器(101)の中に設置される熱交換流体(104)へ伝送し、また均熱された熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇作用を通して、或いは補助流体ポンプの圧送を通して、加熱器(101)の中の熱交換流体(104)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)へ流れ、パイプ構造(401)から加熱器(101)へ流れ戻し、閉路式流動循環を行い、また放熱器(201)を通して、温度差体(103)に対して、全方位的或いは設定した方向へ放熱し、熱を受ける固相・液相・気相の温度差体(103)、或いは建物の内部又は外部空間により構成される温度差体(103)から熱エネルギーを放出し、その特徴は下記(1)〜(7)の構造装置を含むものであり、(1)放熱器(201)の比較的高い位置にある流体出入口(2011)とパイプ構造(401)を連接する密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置することにより、熱交換流体(104)を注入又は抽出し、及びインタフェースを観測又は整備し、(2)加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回部が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げ、(3)補助加熱或いは冷却装置(115)を設置し、(4)補助流体ポンプ(107)を設置し、(5)熱交換流体温度測定装置(TS201)を設置し、(6)環境温度測定装置(TS202)を設置し、(7)電気エネルギー制御装置(ECU200)を設置し、 加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定した貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成され、 加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)へ流れ、パイプ構造(301、401)を経て、放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出し、閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導し、熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含み、温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取るものであり、 その構成の特徴は下記の通りであって、 加熱器(101)は、良好な熱伝導材料によって構成され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上が一体化した流路構造であって、又はワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路が一体化した導管構造によって構成され、自然貯熱体(100)の中に設置し、加熱器(101)流路の両端に流体出入口(1011、1012)を備え、別々にパイプ構造(301)及びパイプ構造(401)の一端と連結し、放熱器(201)に通じることにより、密閉式循環流路を構成し、加熱器(101)内部の流路は傾斜し、その比較的低い位置にある側の流体出入口(1011)から相対的に低い温度の熱交換流体(104)に流入し、その比較的高い位置にある側の流体出入口(1012)から相対的に較高温熱交換流体(104)に流出することによりすることにより、熱交換流体(104)に合わせて、凝冷降・拡熱昇作用を形成し、 放熱器(201)は、良好な熱伝導材料、流体流路構造、或いは直接パイプ構造によって構成され、放熱器(201)の外部が温度差体(103)と接触し、また放熱器(201)を通過する熱交換流体(104)の熱エネルギーにより、温度差体(103)に対して、全方位的或いは方向を設定して放熱し、放熱器(201)の流体出入口(2011)及び流体出入口(2012)の高度差は、加熱器(101)の熱交換流体(104)には有利或いは少なくとも妨害せず、流体の拡熱昇・凝冷降効果を通して、本発明の閉路式均熱装置の中で閉路式流動循環を行い、 パイプ構造(301)は、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流体パイプ構造を備え、円形或いは他の幾何形状のパイプ構造を呈し、パイプ構造(301)は下記の一種或いは一種以上の方式によって構成され、(1)良好な熱伝導特性の材料によって構成され、(2)良好な熱伝導特性材料によって構成され、またその全部或いは一部の配管セグメントの外部を断熱体(109)で覆い、(3)良好な断熱材である管状構造物或いは建築構造体によって構成され、パイプ構造(301)の一端は一個或いは一個以上の流体出入口(3011)を備え、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の加熱器(101)を備える流体出入口(1011)と連通し、パイプ構造(301)の別端は、一個或いは一個以上の一体構造である流体出入口(3012)を備え、放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じることにより、熱交換流体(104)を伝送し、 パイプ構造(401)は、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の流体パイプ構造を備え、円形或いは他の幾何形状のパイプ構造を呈し、パイプ構造(401)は下記の一種或いは一種以上の方式によって構成され、(1)良好な熱伝導特性の材料によって構成され、(2)良好な熱伝導特性材料によって構成され、またその全部或いは一部の配管セグメントの外部を断熱体(109)で覆い、(3)良好な断熱材である管状構造物或いは建築構造体によって構成され、パイプ構造(401)の一端は一個或いは一個以上の流体出入口(4012)を備え、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の加熱器(101)を備える流体出入口(1012)と連通し、パイプ構造(401)の別端は、一個或いは一個以上の流体出入口(4011)を備え、放熱器(201)の流体出入口(2011)と連接することにより、熱交換流体(104)を伝送し、 加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の頂部回転角の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置することにより、流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行い、 上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含み、その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含み、各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利であって、 上述した閉路式均熱装置は、固相、気相、或いは液相の放熱標的のエネルギー放出への応用、すなわち路面又は建物の屋上、ないし壁か床か温室内の空気か屋内の空気か池の中の水か加熱或いは耐寒防凍用の設施や構造体を含むことを特徴とする閉路式均熱装置。
IPC (7件):
F28D 15/02 ,  F28D 15/06 ,  F28D 21/00 ,  F28F 1/18 ,  F28F 1/02 ,  F28F 1/00 ,  F24J 3/08
FI (8件):
F28D15/02 101L ,  F28D15/02 105D ,  F28D15/02 102A ,  F28D21/00 B ,  F28F1/18 ,  F28F1/02 B ,  F28F1/00 E ,  F24J3/08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
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