特許
J-GLOBAL ID:201303089701860771

無線列車制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-160818
公開番号(公開出願番号):特開2013-023104
出願日: 2011年07月22日
公開日(公表日): 2013年02月04日
要約:
【課題】無線を用いた列車制御システムにおいて、列車位置の合理性をチェックすることにより、フェールセーフかつ安全な列車運行を低コストで実現する。【解決手段】列車100,102は、それぞれ、車上側制御装置101,103を有し、自列車の位置情報、速度情報、電文送信時刻を含んだ電文105,107を地上側制御装置104へ無線送信し、地上側制御装置104から先行列車情報を含んだ電文106,108を受信する。電文105,107を受信した地上側制御装置104は、列車102が列車100に衝突することなく安全に停止できる停止限界点109を求める。その際、列車位置情報は、地上側制御装置104内の位置合理性チェック部によって、合理性が確認されたものが用いられる。停止限界点109を含む電文108を受信した列車102は、車上側制御装置103によって制御され、停止限界点109に安全に停止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
同一線路上を走行する複数の列車にそれぞれ備わる車上側制御装置と、前記複数の列車の走行を制御するため当該線路について設けられた地上側制御装置とを備えており、 前記車上側制御装置は、前記線路上を走行する自列車の列車位置及び列車速度の少なくとも一方を検知する位置・速度検知部と、当該位置・速度検知部が検知した前記列車位置についての列車位置情報又は前記列車速度についての列車速度情報を無線によって前記地上側制御装置に送信する車上側無線装置と、前記地上側制御装置からの列車制御情報に基づいて前記自列車の走行を制御する車上側演算装置とを備えており、 前記地上側制御装置は、前記車上側制御装置からの前記列車位置情報又は前記列車速度情報を受信するとともに前記列車制御情報を前記車上側制御装置に送信する地上側無線装置と、前記列車位置情報又は前記列車速度情報に基づいて前記列車位置の合理性チェックを行う位置合理性チェック部と、前記位置合理性チェック部が合理性があるとした前記列車位置に基づいて前記線路上を走行する前記列車の走行を制御するための前記列車制御情報を演算する地上側演算装置とを備えていること を特徴とする無線列車制御システム。
IPC (4件):
B61L 27/00 ,  B61L 3/12 ,  B61L 23/14 ,  B60L 15/40
FI (4件):
B61L27/00 Z ,  B61L3/12 Z ,  B61L23/14 Z ,  B60L15/40 C
Fターム (19件):
5H125AA05 ,  5H125CA04 ,  5H125CA14 ,  5H125CB09 ,  5H125CC04 ,  5H125EE52 ,  5H125EE55 ,  5H161AA01 ,  5H161BB02 ,  5H161BB06 ,  5H161CC02 ,  5H161CC05 ,  5H161CC13 ,  5H161DD21 ,  5H161EE01 ,  5H161EE04 ,  5H161FF07 ,  5H161JJ11 ,  5H161JJ28
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 無線列車の列車間隔制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-332489   出願人:株式会社日立製作所, 東日本旅客鉄道株式会社
  • 移動体の位置検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-325082   出願人:古河電気工業株式会社
  • 列車制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-120698   出願人:日本信号株式会社
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