特許
J-GLOBAL ID:201303091256878015

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-250502
公開番号(公開出願番号):特開2013-137183
出願日: 2012年11月14日
公開日(公表日): 2013年07月11日
要約:
【課題】3種類の流体間での熱交換を実現可能に構成された熱交換器の生産性を向上させる。【解決手段】冷媒用チューブ61および冷却水用チューブ71が接続される冷媒側ヘッダタンク62および冷却水側ヘッダタンク72をプレートヘッダ部材621、721、連通用中間プレート部材622、722、閉塞用中間プレート部材623、723およびタンクヘッダ部材624、724にて構成する。この際、連通用中間プレート部材622、722に形成されて冷媒および冷却水が流通する第1、第2流体連通穴の一部を、閉塞用中間プレート部材623、723で閉塞するという簡素な構成で、双方のチューブ61、71内とヘッダタンク62、72の内部空間との連通状態を調整する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
第1流体が流通する複数本の第1チューブ(61)および前記複数本の第1チューブ(61)の積層方向に延びて前記第1チューブ(61)を流通する前記第1流体の集合あるいは分配を行う第1タンク(62)を有し、前記第1流体と前記第1チューブ(61)の周囲を流れる第3流体とを熱交換させる第1熱交換部(60)と、 第2流体が流通する複数本の第2チューブ(71)および前記複数本の第2チューブ(71)の積層方向に延びて前記第2チューブ(71)を流通する前記第2流体の集合あるいは分配を行う第2タンク(72)を有し、前記第2流体と前記第2チューブ(71)の周囲を流れる第3流体とを熱交換させる第2熱交換部(70)とを備え、 前記複数の第1チューブ(61)のうち少なくとも1つは、前記複数の第2チューブ(71)の間に配置され、 前記複数の第2チューブ(71)のうち少なくとも1つは、前記複数の第1チューブ(61)の間に配置され、 少なくとも前記第1チューブ(61)と前記第2チューブ(71)との間に形成される空間は、前記第3流体が流通する第3流体用通路(16a)を形成しており、 前記第3流体用通路(16a)には、双方の熱交換部(60、70)における熱交換を促進するとともに、前記第1チューブ(61)を流通する前記第1流体と前記第2チューブ(71)を流通する前記第2流体との間の熱移動を可能とするアウターフィン(50)が配置され、 前記第1、第2タンク(62、72)の少なくとも一方は、前記第1、第2チューブ(61、71)の長手方向一端側が接続される板状のプレートヘッダ部材(621、721)、前記第1、第2流体を流通させる第1、第2流体連通穴(622a、722a、622b、722b)が形成された板状の連通用中間プレート部材(622、722)、前記第1、第2流体連通穴の一方(722a、622b)を閉塞する板状の閉塞用中間プレート部材(623、723)、および、前記第1、第2流体の集合用あるいは分配用の内部空間を形成するタンクヘッダ部材(624、724)を有して構成され、 前記閉塞用中間プレート部材(623、723)には、前記閉塞用中間プレート部材(623、723)の板面の表裏を貫通するように形成された連通穴(623a、723a)が設けられ、 前記第1、第2流体連通穴(622a...722b)は、前記連通用中間プレート部材(622、722)の板面の表裏を貫通するように形成されており、 前記第1、第2流体連通穴の他方(622a、722b)と前記連通穴(623a、723a)とが互いに重合していることによって、前記タンクヘッダ部材(624、724)が形成する内部空間と前記第1、第2チューブ(61、71)の一方とが互いに連通し、 前記第1、第2流体連通穴の一方(722a、622b)が前記閉塞用中間プレート部材(623、723)にて閉塞されていることによって、隣り合って配置されて一組をなす前記第1、第2チューブ(61、71)の他方同士が互いに連通しており、 前記プレートヘッダ部材(621、721)の板面および前記連通用中間プレート部材(622、722)の一方の板面、並びに、前記連通用中間プレート部材(622、722)の他方の板面および前記閉塞用中間プレート部材(623、723)の板面が接合されていることによって、前記第1流体連通穴(622a、722a)を流通する第1流体と前記第2流体連通穴(622b、722b)を流通する第2流体との混合が抑制されていることを特徴とする熱交換器。
IPC (1件):
F28F 9/02
FI (2件):
F28F9/02 301D ,  F28F9/02 301A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 熱交換器及び蒸気圧縮式冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-339217   出願人:株式会社デンソー
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-265591   出願人:株式会社デンソー
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-324483   出願人:カルソニック株式会社

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