特許
J-GLOBAL ID:201303091774006005

エレベータのかご操作盤およびそのフェースプレートの取り外し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  飯野 智史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-084142
公開番号(公開出願番号):特開2013-212905
出願日: 2012年04月02日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】この発明は、フェースプレートの周面の裏面側角部を面取りし、フェースプレートと収納箱との固定を当該面取り部からの操作により解除可能な構造とし、フェースプレートの取り外し作業を簡略化できるとともに、フェースプレート表面から固定ねじや鍵を無くし、意匠性を高めることができるエレベータのかご操作盤を得る。【解決手段】ストッパ28が、フェースプレート9の裏面に締着固定され、固定ピン19が折り曲げ片30に形成されたスリット32内に収容されている。ガイド溝27が折り曲げ片30と交差するようにガイド部26に形成されている。そして、面取り部33がフェースプレート9の下端面の裏面側角部を面取りして形成され、ガイド溝27の開口の臨む隙間を形成している。そこで、取り外し治具を隙間から差し込んでガイド溝27に押し込むことで、折り曲げ片30が押し曲げられ、固定ピン19による係止が解除される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
一面を開口とする箱状に形成された収納箱と、 上記収納箱の開口を塞口するフェースプレートと、 上記収納箱の所定位置に固定され、該収納箱の深さ方向と直交する係止面を有する係止部材と、 上記フェースプレートの裏面に配設され、上記係止面から上記収納箱の深さ方向の奥側に所定距離離間する被係止部を有し、該フェースプレートの手前側への移動に伴って該被係止部が該係止面に係止され、該フェースプレートの該係止面と平行な方向への移動により該係止面による係止が解除される外れ止めと、 上記収納箱の内周壁面の所定位置に該収納箱の深さ方向と直交するように立設された固定ピンと、 弾性を有する金属板を基部、折り曲げ部および折り曲げ片からなるくの字状に成形して構成され、スリットが該折り曲げ部の延在方向と直交して該基部側から該折り曲げ部を超えて該折り曲げ片側に延設され、該折り曲げ部を外方に向けて、かつ上記固定ピンを該スリット内に収納するように、該基部を上記フェースプレートの裏面に固着して配設され、該フェースプレートの手前側への移動に伴って該スリットの底部が該固定ピンに当接して係止され、該折り曲げ片を該折り曲げ部を中心として該基部側に弾性変形して該固定ピンを該スリットから引き出して該固定ピンによる係止が解除されるストッパと、 上記折り曲げ部の延在方向と直交し、かつ上記折り曲げ片と交差するように上記フェースプレートの裏面に配設され、ガイド溝が該折り曲げ部の延在方向から見て該折り曲げ部の外側に開口し、該折り曲げ片と交差して上記基部と上記折り曲げ片との間の領域に延在するように形成されたガイド部と、 上記フェースプレートの周面の裏面側角部を面取りして形成され、上記ガイド溝の開口に臨む隙間を構成する面取り部と、を備えていることを特徴とするエレベータのかご操作盤。
IPC (2件):
B66B 1/50 ,  B66B 11/02
FI (2件):
B66B1/50 A ,  B66B11/02 N
Fターム (6件):
3F002FA02 ,  3F002FA06 ,  3F002GB02 ,  3F306AA02 ,  3F306CB05 ,  3F306CB36
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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