特許
J-GLOBAL ID:201303093477701201

放射性物質汚染廃棄物処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-066105
公開番号(公開出願番号):特開2013-195388
出願日: 2012年03月22日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】放射性物質汚染廃棄物の処理において、従来のように放射性物質汚染物質を焼却するのではなく、極限まで減容・濃縮化し、その上で、これを回収する放射性物質汚染廃棄物処理システムを提供する。【解決手段】廃棄物を所定の大きさに粉砕する粉砕部と、廃棄物をバクテリア菌と混ぜ合わせ、分解処理槽部に投入する投入部と、バクテリア菌の働きにより、廃棄物を分解し、減容・濃縮する分解処理槽部と、分解処理槽部を水洗浄する処理槽洗浄部と、廃棄物が処理されている間に、発生した蒸気を凝縮する凝縮部と、凝縮された気体の凝縮度を判断する凝縮度判断部と、厳縮された気体から液化された凝縮水に含まれるイオンをイオン交換樹脂によって、処理するイオン交換部と、凝縮部から排出された気体に含まれる放射性物質を捕集する捕集部と、排出された気体を加熱、消臭する加熱・消臭集部と、加熱・消臭された気体を外気に放出する放出部とにより構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
放射性汚染物質を処理する放射性物質汚染廃棄物処理システムを、 該放射性物質汚染廃棄物処理システムは、廃棄物を所定の大きさに粉砕する粉砕部と、 該廃棄物を廃棄物とバクテリア菌とを混ぜ合わせ、バクテリア菌の働きにより、該廃棄物を分解し、該廃棄物の体積を減容・濃縮する分解処理槽部に該粉砕部によって粉砕された該廃棄物を投入する投入部と、 投入された廃棄物をバクテリア菌の働きにより、分解し、前記廃棄物の体積を減容・濃縮する分解処理槽部と、 分解処理槽部内の物質の放射線量を判断し、放射線量が所定の値以上である場合には分解処理槽部菌床と廃棄物を水洗浄し、イオン交換部へ送り、所定の値未満である場合には該気体及び/又は液体を凝縮部に送る分解処理槽洗浄部と、 分解処理槽洗浄部から送られた該気体及び/又は液体を凝縮する凝縮部と、 該気体及び/又は液体が液体を含むか否かを判断する凝縮度判断部と、 該凝縮部において凝縮された凝縮水に含まれる放射性汚染物質をさらにイオン交換によって、除去するイオン交換部と、 該凝縮部から送られた該気体に含まれる放射性物質をさらに捕集する捕集部と、 該捕集部から排出された該気体を加熱し、消臭する加熱・消臭集部と 該加熱・消臭部気体を外気に放出する放出部と、を有して、放射性汚染物質に汚染された廃棄物を分解し、減容化し、更に外気に放出する気体が含有する放射性物質が所定の値以下とすることを特徴とする放射性物質汚染廃棄物処理システム。
IPC (4件):
G21F 9/18 ,  G21F 9/12 ,  G21F 9/02 ,  G21F 9/32
FI (4件):
G21F9/18 ,  G21F9/12 511Z ,  G21F9/02 551Z ,  G21F9/32 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 生ゴミの分解処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-238234   出願人:カズクリーンサービス株式会社
審査官引用 (4件)
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