特許
J-GLOBAL ID:201303094624737973
車両用ブレーキ液圧制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
落合 健
, 仁木 一明
, ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-059348
公開番号(公開出願番号):特開2013-193479
出願日: 2012年03月15日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】アンチロックブレーキ制御時に前輪および後輪の接地路面の摩擦係数が左右で大きく異なるスプリット路である状態では、左右の車輪ブレーキのブレーキ液圧間の差圧が制御差圧以下となるように制御する車両用ブレーキ液圧制御装置において、舵角と、左右の車輪ブレーキのブレーキ液圧差との釣り合いをとって車両の安定性を確保するとともに充分な制動力を確保する。【解決手段】舵角および車体速度に基づいて高摩擦係数路側に回頭するような値に定めた目標ヨーレイトおよび実ヨーレイトの差であるヨーレイト偏差に応じたPI演算によるフィードバック差圧に、舵角に基づく差圧に車体速度および目標ヨーレイトに基づく差圧を加算して得たフィードフォワード差圧を加算手段38で加算し、差圧制御の開始から所定時間が経過してからの制御差圧を、制御差圧設定手段44が加算手段38で得た値に基づいて定める。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
左右の前輪(WA,WB)および左右の後輪(WC,WD)の車輪ブレーキ(BA,BB;BC,BD)に作用せしめるブレーキ液圧を個別に増減調整可能な液圧調整ユニット(12)と、前輪(WA,WB)および後輪(WC,WD)の接地路面の摩擦係数が左右で大きく異なるスプリット路であるか否かを判定するスプリット路判定手段(28)とを備え、アンチロックブレーキ制御時に前記スプリット路判定手段(28)の判定結果がスプリット路である状態では高摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧を低摩擦係数路側の車輪ブレーキのブレーキ液圧よりも大きくする差圧制御を行うべく前記液圧調整ユニット(12)の作動が制御される車両用ブレーキ液圧制御装置において、舵角を検出する舵角センサ(SA)と、車両の実ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ(SY)と、車体速度を取得する車体速度取得手段(26)と、前記舵角および前記車体速度に基づいて車両が高摩擦係数路側に回頭するような値に目標ヨーレイトを定める目標ヨーレイト設定手段(33)と、前記目標ヨーレイトおよび前記実ヨーレイトの差であるヨーレイト偏差を算出するヨーレイト偏差算出手段(35)と、前記ヨーレイト偏差に応じたPI演算を行って前記実ヨーレイトが前記目標ヨーレイトに近づくように左右の車輪ブレーキのブレーキ液圧間のフィードバック差圧を算出するフィードバック差圧演算手段(36)と、前記舵角に基づく差圧に前記車体速度および前記目標ヨーレイトに基づく差圧を加算して左右の車輪ブレーキのブレーキ液圧間のフィードフォワード差圧を得るフィードフォワード差圧演算手段(37)と、前記フィードバック差圧に前記フィードフォワード差圧を加算する加算手段(38)と、前記差圧制御の開始から第1の設定時間が経過してからは左右の車輪ブレーキのブレーキ液圧間での制御差圧を前記加算手段(38)で得た値に基づいて定める制御差圧設定手段(44)と、該制御差圧設定手段(44)で定めた制御差圧に応じて前記液圧調整ユニット(12)を駆動する液圧調整駆動手段(31)とを含むことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T8/1764
, B60T8/1755 Z
Fターム (15件):
3D246BA02
, 3D246DA01
, 3D246GB01
, 3D246GB20
, 3D246HA13A
, 3D246HA43A
, 3D246HA64A
, 3D246HA81A
, 3D246HA86B
, 3D246HB06B
, 3D246JA04
, 3D246JA12
, 3D246JB43
, 3D246JB48
, 3D246JB51
引用特許:
出願人引用 (4件)
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車両運動制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-227194
出願人:株式会社アドヴィックス
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制動力制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-320585
出願人:日産自動車株式会社
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車両用ブレーキ圧制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-262097
出願人:日信工業株式会社
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車両の安定性を高める方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-518713
出願人:コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト
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