特許
J-GLOBAL ID:201303095324986145

超音波流量計および超音波式熱量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-041381
公開番号(公開出願番号):特開2013-178127
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】使用温度範囲が限定されることのない超音波流量計および超音波式熱量計を提供する。【解決手段】測定管1の上流側および下流側に配置した超音波送受信器2,3に加え、測定管1を流れる流体の温度を検知する温度センサ4を設ける。例えば、流体を水とした場合、動粘度算出部506において、0〜55°Cの温度範囲では音速cから求められた水温Tから動粘度νを求め、55〜100°Cの温度範囲では温度センサ4によって検知された水温TRから動粘度νを求める。この動粘度算出部506によって求められた動粘度νと流速算出部502によって求められた流速V’とからレイノルズ数Reを計算し、このレイノルズ数Reから流量補正係数kを求め、この求めた流量補正係数kによって計測流量Q’を補正する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
測定対象の流体が流れる測定管と、この測定管の上流側に配置された第1の超音波送受信器と、前記測定管の下流側に配置された第2の超音波送受信器と、前記第1の超音波送受信器と前記第2の超音波送受信器との間の超音波の伝播時間の差に基づいて前記流体の流量を測定する流量測定手段とを備えた超音波流量計において、 前記超音波の伝播時間の差から前記流体の流速を求める流速算出手段と、 前記超音波の伝播時間から前記流体中における超音波の伝播速度である音速を求める音速算出手段と、 前記音速算出手段によって求められた音速から前記流体の温度を求める温度算出手段と、 前記温度算出手段によって求められた流体の温度から前記流体の動粘度を求める動粘度算出手段と、 前記流速算出手段によって求められた流体の流速と前記動粘度算出手段によって求められた流体の動粘度とに基づいて前記流量測定手段によって測定された流体の流量を補正する流量補正手段と、 前記流体の温度を検知する温度センサとを備え、 前記動粘度算出手段は、 前記流体の現在の温度が所定の温度範囲に属する場合、前記温度算出手段によって求められた流体の温度からではなく、前記温度センサによって検知された流体の温度から前記流体の動粘度を求める ことを特徴とする超音波流量計。
IPC (2件):
G01F 1/66 ,  G01F 1/00
FI (2件):
G01F1/66 101 ,  G01F1/00 W
Fターム (8件):
2F030CA03 ,  2F030CC04 ,  2F030CD20 ,  2F030CE02 ,  2F030CF20 ,  2F035AA06 ,  2F035DA14 ,  2F035DA23
引用特許:
出願人引用 (7件)
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