特許
J-GLOBAL ID:201303096766111160

緊張定着構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松尾 憲一郎 ,  市川 泰央
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-021833
公開番号(公開出願番号):特開2013-159940
出願日: 2012年02月03日
公開日(公表日): 2013年08月19日
要約:
【課題】塩害等による腐食が原因して定着機能が果たされなくなるという不具合を解消する。【解決手段】コンクリート部材11に形成した貫通孔12に非腐食性の緊張材13を貫通させ、コンクリート部材11に緊張力が導入されるようにした緊張定着構造。緊張材13の他側端部には緊張定着部材20を設け、緊張定着部材20は、非腐食性のアンカー体21と、連結体22と、緊張材13の他側端部に連設したアンカー体21とコンクリート部材11の他側端部との間に介在させる調整材23とを具備する。緊張材13の他側端部には係合・連結片14をアンカー体21から突出させて設け、係合・連結片14には非腐食性の係合受け片24を、アンカー体21の端面に当接させて配置した支持片25に係合受け片を支持させて、連結体22に支持片25を連結する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート部材に形成した貫通孔に非腐食性の緊張材を貫通させ、緊張材の一側端部をコンクリート部材の一側端部に固定する一方、緊張力を付与した緊張材の他側端部をコンクリート部材の他側端部に定着して、コンクリート部材に緊張力が導入されるようにした緊張定着構造であって、 緊張材の他側端部には緊張定着部材を設けるとともに、緊張定着部材は、緊張材の他側端部に連設した非腐食性のアンカー体と、アンカー体に緊張手段を着脱自在に連結する連結体と、連結体を介して緊張手段により緊張方向に引張される緊張材の他側端部に連設したアンカー体とコンクリート部材の他側端部との間に形成される間隙中に介在させる調整材とを具備し、 緊張材の他側端部にはループ状に形成した係合・連結片をアンカー体から突出させて設け、係合・連結片には非腐食性の係合受け片を横断状に挿通するとともに、アンカー体の端面に当接させて配置した支持片に係合受け片を支持させて、連結体に支持片を連結することを特徴とする緊張定着構造。
IPC (1件):
E04G 21/12
FI (1件):
E04G21/12 104C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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