特許
J-GLOBAL ID:201303098284201602

通貨オプションプレミアム計算システム及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-274513
公開番号(公開出願番号):特開2013-054781
出願日: 2012年12月17日
公開日(公表日): 2013年03月21日
要約:
【課題】評価対象の通貨オプションのプレミアムが算出不能となることを回避する。【解決手段】評価対象の通貨オプションのプレミアムの演算に用いるオプションとして、ATMプレインオプションに加え、フォワードレートを基準とするデルタが0.25となる25フォワードデルタ・コール/プットプレインオプションを適用し、25デルタのリスクリバーサルのボラティリティΔσRR及び25デルタのバタフライのボラティリティΔσBFを取得し(58,60)、25フォワードデルタ・コール/プットプレインオプションのボラティリティσC25,σP25を演算し(62)、ボラティリティσC25を用いて25フォワードデルタ・コールプレインオプションの行使価格KC25を、ボラティリティσP25を用いて25フォワードデルタ・プットプレインオプションの行使価格KP25を各々演算し(68)、補正値Zeta演算のためのプレミアムの演算(70)等に用いる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
先物為替相場を基準とする、標準デルタ値に対応する標準ボラティリティ値と複数の所定の第1ボラティリティ値とを取得する取得手段と、 前記第1ボラティリティ値に基づき、所定のデルタ値に対応する複数種類の通貨オプションに対応する第2ボラティリティ値を各々計算するボラティリティ値計算手段と、 前記標準ボラティリティ値または前記第2ボラティリティ値に基づき、前記標準デルタ値および前記所定のデルタ値にそれぞれ対応する前記複数種類の通貨オプションの権利行使価格を各々計算する権利行使価格計算手段と、 前記標準ボラティリティ値と前記第2ボラティリティ値とに基づき、前記標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記所定のデルタ値に対応する複数種類の通貨オプションプレミアムとをそれぞれ計算するプレミアム計算手段と、 前記標準ボラティリティ値と前記第2ボラティリティ値とに基づき、ボラティリティに関する所定の複数のリスクパラメータの値を計算するリスクパラメータ計算手段と、 前記複数のリスクパラメータの値に基づき、前記デルタ値とオプションの種類とに対応するオプション・ポートフォリオの構成比率を計算するポートフォリオ構成比率計算手段と、 前記標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記所定のデルタ値に対応する複数種類の通貨オプションプレミアムとに基づき、前記複数種類の通貨オプションプレミアムの種類と同種類のオプションプレミアムの偏差を各々計算するプレミアム偏差計算手段と、 前記ポートフォリオ構成比率計算手段により出力された前記所定のデルタ値に対応するオプション・ポートフォリオ構成比率と前記所定のデルタ値に対応する前記オプションプレミアムとの偏差とに基づき、補正値を計算する補正値計算手段と、 標準デルタ値に対応する通貨オプションプレミアムと前記補正値とに基づき評価対象の通貨オプションのプレミアムを計算する計算手段と、 を備える通貨オプションプレミアム計算システム。
IPC (1件):
G06Q 40/04
FI (1件):
G06Q40/04 110
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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