特許
J-GLOBAL ID:201303099768590839
電圧変換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
山田 強
, 栗田 恭成
, 日野 京子
, 安藤 悟
, 松田 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-187009
公開番号(公開出願番号):特開2013-051758
出願日: 2011年08月30日
公開日(公表日): 2013年03月14日
要約:
【課題】昇圧コンバータの昇圧比を大きくすることが困難なこと。【解決手段】スイッチング素子Saがオンとなることで、入力電圧VinがコイルW1に印加され、コイルW1を鎖交する直流磁束(磁束φ1)が漸増することでコア20にエネルギが蓄えられる。スイッチング素子Saがオフとなる場合、コイルW1には、出力電圧Voutと入力電圧Vinとの差圧が印加されるため、コイルW1を鎖交する直流磁束は漸減する。ここで、スイッチング素子Saがオフであって且つスイッチング素子Sbがオンとなる場合、コイルW1,W3の直列接続体に上記差圧が印加されるようになる。このため、この期間における直流磁束の漸減速度を他の期間と比較して小さくすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力電圧の大きさを変換して出力電圧として出力する電圧変換装置において、
前記入力電圧が印加される端子および前記出力電圧が印加される端子のうちの一対の端子であって且つ、前記入力電圧、前記出力電圧、ならびに前記入力電圧および前記出力電圧の差圧の3つの電圧のうちのいずれか1つの電圧である第1電圧を一対の端子間の差圧とする一対の第1電圧印加用端子と、
前記入力電圧が印加される端子および前記出力電圧が印加される端子のうちの一対の端子であって且つ、前記入力電圧、前記出力電圧、ならびに前記入力電圧および前記出力電圧の差圧の3つの電圧のうちの前記第1電圧以外のいずれか一方の電圧である第2電圧を一対の端子間の差圧とする一対の第2電圧印加用端子と、
互いに磁気結合されて且つ互いに直列接続された一対のコイルのうちの一方のコイルの両端に前記第1電圧印加用端子を介して前記第1電圧を印加するに際し、前記一対のコイルの接続点を介して前記一対のコイルの一方および他方間に電流が流れることを回避する分離手段と、
前記一対のコイルの直列接続体の両端に前記第2電圧印加用端子を介して前記第2電圧を印加する結合手段とを備え、
前記一方のコイルに第1電圧を印加する期間および前記一対のコイルに前記第2電圧を印加する期間の一対の期間について、そのいずれか一方の期間において前記一方のコイルを鎖交する直流磁束を増加させ、他方の期間において前記直流磁束を減少させるように設定し、
前記一対のコイルを2組備えて且つ、それぞれの組についての前記一方のコイルを第1コイル、第2コイルとした場合、前記他方のコイルが、前記2組によって共有される第3コイルであり、
前記第1コイルおよび前記第3コイルの双方を鎖交して且つ磁心によって案内されたループ経路と、前記第2コイルおよび前記第3コイルの双方を鎖交して且つ磁心によって案内されたループ経路として、互いに相違するものが存在することを特徴とする電圧変換装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5H730AA15
, 5H730AS04
, 5H730BB14
, 5H730DD04
, 5H730FG05
, 5H730ZZ16
引用特許:
審査官引用 (6件)
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DC/DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-263459
出願人:新電元工業株式会社
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DC/DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-075594
出願人:サンケン電気株式会社
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複合リアクトルおよび電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-320221
出願人:日立コンピュータ機器株式会社
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