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J-GLOBAL ID：201402201314433103   整理番号：14A0228446

2自由度一般化予測制御法のアルミ板温度制御実験への応用

著者 (6件)： 矢納陽 (岡山大 工) ,  岡崎聡 (岡山大 工) ,  西崎純基 (岡山大 工) ,  増田士朗 (首都大学東京 システムデザイン) ,  見浪護 (岡山大 工) ,  斎藤誠二 (島根職業能力開発短大)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 132  号： 6  ページ： 879-885  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般化予測制御(GPC)は,化学プロセスなどに広く用いられている制御法であり,制御則に陽に積分器を含ませることで,ステップ状の目標値へのロバストな追従を実現する。しかし,外乱が存在しない場合には,積分補償の効果は過渡特性の悪化を招く可能性があるため,必要以上の積分補償は行わないようにすることが重要である。すなわち,モデル化誤差や外乱が存在する場合にのみ積分補償の効果を現すことが望ましい。そこで,本論文では,多項式代数法を用いてモデル化誤差や外乱が存在する場合のみ積分補償の効果が現れるGPCの2自由度構成法をアルミ板温度制御装置へ適用し,数値例と実験によってその有効性を確認した。

シソーラス用語： *予測制御 ,  化学プロセス ,  プロセス制御 ,  ロバスト性 ,  金属板 ,  *温度制御
準シソーラス用語： アルミ板 ,  *一般化予測制御 ,  二自由度制御

分類 (1件)： 制御応用一般  (IC03010U)

引用文献 (12件)：

• CLARKE, D. W. Generalized Predictive Control-Part I. The Basic Algorithm. Automatica. 1987, 23, 2, 137-148
• 大松. セルフチューニングコントロール. 1996
• CAMACHO, E. F. Model Predictive Control in the Process Industry. 1995
• 朴. 多変数線形最適サーボ系の設計. 計測自動制御学会論文集. 1972, 8, 5, 568-575
• 藤崎. 2自由度積分型最適サーボ系の構成. 計測自動制御学会論文集. 1991, 27, 8, 907-914

タイトルに関連する用語 (6件)： 2自由度 ,  一般化予測制御 ,  アルミ板 ,  温度制御 ,  実験 ,  応用