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J-GLOBAL ID：201402201400435852   整理番号：14A0159822

ペタライト-粘土系耐熱素地の熱膨張特性(第2報)

著者 (5件)： 岡本康男 (三重県工業研) ,  林茂雄 (三重県工業研) ,  新島聖治 (三重県工業研) ,  久野笑加 (三重県工業研) ,  磯和真帆 (三重県工業研)
資料名： 三重県工業研究所研究報告  (Reports of the Mie Prefecture Industrial Research Institute)
号： 37  ページ： 100-104  発行年： 2013年11月11日 
JST資料番号： Z0229B  ISSN： 2185-016X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ペタライト-粘土系耐熱陶器の性能向上を目的とした。これまでの研究で,ペタライト含量が増加すると熱膨張率は低下するが,一方,β石英固溶体が増加して吸水率が大きくなることが分かっている。このため焼結助剤の効果を研究した。助剤として,インド長石およびネフェリンサイアナイト,アルカリ土類金属の炭酸塩,硅灰石,リン酸カルシウムおよび酸化亜鉛を選んだ。その結果,長石類が増加すると吸水率は低下したが,熱膨張率が増加した。アルカリ土類炭酸塩の効果は,焼結性が低下するが熱膨張率はほぼ0となった。リン酸カルシウムは吸水率を低下させ,同時に熱膨張率はほぼ0となることが分かった。

シソーラス用語： *陶器 ,  *下地 ,  *熱膨張 ,  *テクト珪酸塩鉱物 ,  *粘土 ,  耐熱材料 ,  助剤 ,  長石 ,  霞石 ,  炭酸マグネシウム ,  炭酸カルシウム ,  炭酸ストロンチウム ,  珪灰石 ,  リン酸カルシウム ,  酸化亜鉛 ,  吸水率 ,  熱膨張係数 ,  焼結性
準シソーラス用語： *ペタライト ,  焼結助剤

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (2件)：

• 岡本康男他:“ペタライト-粘土系耐熱素地の熱膨張特性”.三重県工業研究所研究報告,No.36,p99-103(2102)
• 國枝勝利:“石灰長石質陶器の基礎研究”.三重県窯業試験場年報,vol.18,p5-20(1983)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粘土 ,  素地 ,  熱膨張