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J-GLOBAL ID:201402203154705279   整理番号:14A1111042

「ガ類の性フェロモン研究の最前線」性フェロモン研究の基礎-成分同定,野外誘引試験,農業分野への応用と今後の展望

著者 (1件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 77-92  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: S0212A  ISSN: 1881-0551  CODEN: NISZAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,性フェロモン成分の同定のプロセスと農業分野への応用,そしてガ類性フェロモン研究の今後の展望について,各プロセスで起こりうる問題点を提起しつつ,具体例を挙げて概説した。性フェロモン同定においては,ナシホソガの雌から性フェロモン捕集を行い,GC-EAD分析およびGC/MS分析によりフェロモン成分の構造決定を行い,次に性フェロモン成分を化学合成し,野外試験で合成性フェロモンの誘引活性を検証した。フェロモンは,ごく微量で対象昆虫に劇的な活性を与え,種特異性が高く,そして毒性が極めて低いという特徴があり,野外における発生予察や交信撹乱法による害虫防除への利用を通じIPM的防除として期待されている。しかし,現在のところ。フェロモンを使ったトラップ大量誘殺の実用化は失敗に終わっている。一方,トラップを用いることによりスカシバガの新種の発見等,多くの新知見を生み出すに至った。
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分類 (4件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般  ,  害虫に対する農薬  ,  生物的防除 
引用文献 (51件):
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