文献

J-GLOBAL ID：201402204243546350   整理番号：14A0957127

電力融通を考慮した燃料電池設置型集合住宅における熱電併給運用計画決定手法

Determination Method of Operation Plan for Fuel Cells in Collective Housing with Electric Power Interchange System

著者 (6件)： 亀田真奈人 (早稲田大学 先進理工学研究科) ,  亀田真奈人 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  藤本悠 (早稲田大学 先進理工学研究科) ,  藤本悠 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  林泰弘 (早稲田大学 先進理工学研究科) ,  林泰弘 ((独)科学技術振興機構,CREST)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 134  号： 8  ページ： 682-691 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体高分子形燃料電池(PEFC)を対象に,発生した電力を集合住宅内の全住戸間で融通供給するシステムを導入したFC設置型集合住宅モデルを提案し,FCを各戸に1台設置するケースと2戸で1台設置するケースについて,集合住宅全体の消費一次エネルギー量の最小化を目的とした日間の複数台FCの運用計画を実用時間内に決定する手法を提案した。本手法および本FC設置型住宅の有効性を検証するため,冬季,夏季における10000需要パターンについて数値計算を行い,運用計画の最適化の有無および本システム導入の有無に関して消費一次エネルギー量の観点から比較して,その削減効果を需要パターンの多様性に起因する統計的ばらつきを考慮して評価した。さらに,設置台数の異なる集合住宅間の比較も行い,FC設置台数の半減効果を考察した。

シソーラス用語： *電力融通 ,  *集合住宅 ,  住宅設備 ,  *建築電気設備 ,  *分散型電源 ,  発電 ,  *エネルギーシステム ,  *発電設備 ,  *固体高分子形燃料電池 ,  *省エネルギー ,  最適化 ,  *コジェネレーション
準シソーラス用語： *熱電併給システム ,  運用計画 ,  運転計画 ,  パーティクルスウォーム最適化

分類 (2件)： 太陽光発電  (NB03090G) ,  屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (13件)：

• (1) Y. Hayashi, S. Kawasaki, J. Matsuki, A. Tomomoto, H. Miyamoto, T. Funabashi, Y. Okuno, and T. Hayashi: “Determination Method of Optimal Operation Schedule for Fuel Cells in Collective Housing”, IEEJ Trans. PE, Vol. 128, No. 10, pp. 1217-1226 (2008) (in Japanese)
• 林 泰弘・川崎章司・松木純也・友本篤志・宮本英樹・舟橋俊久・奥野義道・林 孝則:「燃料電池設置型集合住宅における最適熱電併給運用計画決定手法」, 電学論B, Vol. 128, No. 10, pp. 1217-1226 (2008)
• (2) K. Maeda, M. Suzuki, and H. Aki: “R&D and Deployment of Residential Fuel Cell Cogeneration Systems in Japan”, Power and Energy Society General Meeting-Conversion and Delivery of Electrical Energy in the 21st Century, 2008 IEEE, pp. 1-5 (2008)
• (3) H. Aki, S. Yamamoto, J. Kondoh, A. Murata, I. Ishii, and T. Maeda: “Analyses on Cost Reduction and CO₂ Mitigation by Penetration of Fuel Cells to Residential Houses”, IEEJ Trans. PE, Vol. 124, No. 3, pp. 431-439 (2004) (in Japanese)
• 安芸裕久・山本重夫・近藤潤次・村田晃伸・石井 格・前田哲彦:「住宅への燃料電池普及進捗および費用低減とCO₂排出削減に関する分析」, 電学論B, Vol. 124, No. 3, pp. 431-439 (2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電力融通 ,  燃料電池 ,  集合住宅 ,  運用計画 ,  手法