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J-GLOBAL ID：201402205705344720   整理番号：14A0756713

Mg₂Si微粒子の新規合成経路: 生成メカニズムとLi電池特性

著者 (6件)： 板原浩 ,  山田高広 ,  OH Song-Yul ,  旭良司 ,  今川晴雄 ,  山根久典
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 94th  号： 3  ページ： 786  発行年： 2014年03月12日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Li二次電池の負極として優れたサイクル特性を示すMg₂Si微粒子を合成するための新規合成法を創出した。所定量のNaSi,MgCl₂とNaを混合した粉末をAr雰囲気で加熱した。その後,得られた反応物中のNaCl(副生成物)を溶媒で洗浄除去することで,粒径1μm以下のMg₂Si微粒子が得られた。MgCl₂とNaからMgとNaClが生成し,さらにMgとNaSiが反応してMg₂Siが生成するという固相メタセシス反応が,Mg₂Si微粒子の生成反応と考えられた。また,充放電100サイクル後において,合成したMg₂Si微粒子は,市販のMg₂Si粗大粒子に対して,2倍以上の高容量を維持した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ケイ化物 ,  *マグネシウム化合物 ,  微粒子 ,  反応経路 ,  反応機構 ,  *リチウム二次電池 ,  アノード ,  *電極材料 ,  粒径 ,  メタセシス ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  塩化マグネシウム ,  ナトリウム ,  ナトリウム化合物 ,  固相反応 ,  X線回折 ,  化学組成 ,  凝集体 ,  電子顕微鏡観察 ,  化学合成
準シソーラス用語： *ケイ化マグネシウム ,  合成経路 ,  負極【電池系】 ,  負極材料 ,  ケイ化ナトリウム ,  サイクル安定性 ,  走査電子顕微鏡観察

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電解装置  (XE02030E) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 微粒子 ,  合成経路 ,  生成メカニズム ,  Li ,  電池