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J-GLOBAL ID：201402205928441744   整理番号：14A1038851

微粉炭燃焼場におけるレーザ計測と数値シミュレーションの高度化に関する研究

著者 (1件)： 橋本望 (電力中研)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 56  号： 177  ページ： 192-193  発行年： 2014年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力中央研究所では,石炭火力発電所の運用性向上に資するため,微粉炭ボイラ内における様々な炭種の燃焼特性を予測可能な高精度微粉炭燃焼数値解析技術の確立を目指している。そのためには,微粉炭燃焼数値解析に必要なサブモデルを一つ一つ高精度化していくことが重要である。燃焼場に投入された微粉炭粒子は周囲からの熱伝達により昇温され,水分が蒸発し,その後,一次熱分解により揮発分が放出される。放出された揮発分は2次熱分解により,すすや様々なガス成分となる。高精度な揮発分放出モデルを開発すると共に,レーザ計測によって微粉炭火炎中のすす生成特性を明らかにし,高精度すす生成モデル開発のための実験データの取得等を行ってきた。微粉炭燃焼数値解析の高精度化を目的として,揮発分放出モデルの開発やレーサ計測による微粉炭火炎中のすす生成特性の解明等を行った。TDPモデル,微粉炭燃焼場におけるすす生成特性などについて解説した。

シソーラス用語： *微粉炭燃焼 ,  燃焼 ,  *場 ,  光学的測定 ,  レーザ応用 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  改変 ,  高次処理 ,  発電所 ,  火力発電 ,  石炭 ,  ボイラ ,  燃焼特性 ,  精度 ,  微粒子 ,  熱分解 ,  揮発分 ,  煤 ,  ガス放出 ,  微粉炭 ,  火炎 ,  数学モデル ,  改良
準シソーラス用語： *レーザ計測 ,  高精度 ,  高精度化 ,  *高度化 ,  *数値シミュレーション ,  生成モデル ,  石炭火力発電所 ,  脱揮発分 ,  燃焼場

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

引用文献 (4件)：

• Hashimoto, N., Kurose, R., Hwang, S-M., et al. Combust Flame 159: 353-366 (2012).
• Niksa, S., Combust Flame 100: 384-394 (1995).
• Hayashi, J., Hashimoto, N., Nakatsuka, N., et al. Proc. Combust. Inst. 34: 2435-2443 (2013).
• Hwang, S-M., Kurose, R., Akamatsu F., et al. Energy Fuels 19: 382-392 (2005).

タイトルに関連する用語 (5件)： 微粉炭燃焼 ,  レーザ計測 ,  数値シミュレーション ,  高度化 ,  研究