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J-GLOBAL ID：201402207838088045   整理番号：14A0891797

高塩基性ポリ塩化アルミニウム凝集前処理を伴うインライン凝集-セラミック精密ろ過法によるウイルスの除去

Virus removal by an in-line coagulation-ceramic microfiltration process with high-basicity polyaluminum coagulation pretreatment

著者 (6件)： SHIRASAKI N. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUSHITA T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUI Y. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  URASAKI T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KIMURA M. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OHNO K. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 14  号： 3  ページ： 429-437  発行年： 2014年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低圧膜(LPM)ろ過はその多くの利点から,飲用水処理に広く使われている。LPMのろ過効率を改善するため,実際の浄水場では前処理が広く採用されている。中でも凝集処理は膜ファウリングを防止する最も有効な前処理法である。本研究の目的は,凝集剤のタイプ,とポリ塩化アルミ(PACls)の塩基度のウイルス除去に対する効果を調査することにある。高塩基度のPACls,PACl-2.2とPACl-2.5は中性pH条件のみならず,弱アルカリ条件でも効果的にウイルスを除去できた。様々なAlベース凝集剤の中でも,高いAlc(緩反応性コロイド種のAl)含量で高いコロイド電荷密度のPACl-2.5が最も高い効率でウイルスを除去した。PACl-2.5を用いたインライン凝集-セラミックMFはウイルスだけでなくDOCとUV260吸収NOMもより効率的に除去し,残留Al濃度も低かった。

シソーラス用語： アルミニウム ,  加水分解 ,  化学種 ,  バクテリオファージ ,  *セラミック膜 ,  *精密濾過 ,  電荷分布 ,  密度 ,  コロイド ,  *インライン処理 ,  *凝集処理 ,  *ウイルス ,  *除去 ,  *塩化アルミニウム ,  *塩基度
準シソーラス用語： アルミニウム加水分解化学種 ,  *インライン凝集 ,  コロイド電荷密度 ,  *ポリ塩化アルミニウム ,  電荷密度

分類 (2件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  用水の物理的処理  (SC02030T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 塩基性 ,  ポリ塩化アルミニウム ,  凝集 ,  前処理 ,  インライン ,  セラミック ,  精密ろ過 ,  ウイルス